「耳鳴り」シリーズ6回目になりました。
書いている方はついつい熱が入ってしまいますが、読んでる方はそろそろ飽きてきますよね(笑)
「耳鳴り」も気にしていない時は何てことはないのですが、気にし始めるとやっかいです。大体、そんな時は体調がよろしくないか、仕事が忙しいとか、何かで精神的に追い詰められているか、どうせロクな状況にない時なのです(^^;
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”耳鳴り”再び
原因を知ることが治療
本当は少し違うのでしょうが、我々が患っている耳鳴りの治療法としては、「ストレスのない環境を構築してリラックスする」、”自律神経を整える”ために心理療法や行動療法などにより、「耳鳴りに対する考え方に柔軟性を持たせる」。そのた、補助的に抗うつ剤や睡眠導入剤などを用いる薬物療法を取り入れて、精神状態を安定化させることも有効なようです。 肯定的な気持ちが戻れば、耳鳴りの症状も収まっていくのではないかという考え方です。
社会福祉法人恩師財団済生会による病気解説の中で紹介されている”耳鳴り”の項目として、「原因を知ることが治療 知っておきたい耳鳴りのこと」というのがあります。
耳鳴りは、脳の反応によって起こります。つまり、改善するのも悪化させるのも脳の使い方次第です。悪化する仕組みを理解することが治療の第一歩になります(済生会解説より)。
騒がしい場所でも、自分にとって必要な音(例えば自分の名前など)は選択して聞き取ることができます。同じ理屈で、”耳鳴り”も意識して聞こうとすると強く聞こえてしまうのです。
「耳鳴りがある」 → 「意識して聞こうとしてしまう」 → 「意識すると耳鳴りが大きく聞こえる」 → 「不快」 というような悪循環に陥ってしまうので、耳鳴りを意識しない(気にしない)ために”耳鳴りの仕組み”をちゃんと理解して、自身にキケンなものではないと認識することが重要だというのです。
これはある意味”目からウロコ”でした。「耳鳴りの不快さから逃れる」ためには「耳鳴りを気にしないこと」。そのための第一歩として「耳鳴りの仕組みを理解する」ことが必要なのです。