片耳だと困ることは...。(片耳日記) | 片耳日記 〜 Acoustic neuroma 〜

片耳日記 〜 Acoustic neuroma 〜

2017年の11月に聴神経腫瘍が見つかり、2018年の5月に摘出手術を受けました。現在は年1回の経過観察通院中。手術により右耳の聴力を喪失。
そんな”片耳生活”のアレコレをブログにしたためています。
試しにgoogleで、「片耳日記」と検索してみてください(^^)

片耳だと困ることは色々あるのですが、健聴者の方にこれを説明するのはなかなか困難です。もしかしたら、両耳難聴の人にも理解されにくいかもしれません。
 
「片方聞こえているなら、いいんじゃないの」「何が困るの?」
という反応が一番応えますね(^^;
それなら、なぜ耳は2つあるのでしょうか?
実のところ、自分でも片耳になる前はあまり考えたことはありませんでした。
まぁ、大概の人はそうでしょうね。
 
それでも、比較的分かりやすのは、「ステレオ」と「モノラル」の違いでしょうか。音楽の録音は、そのほとんどが「ステレオ」で製作されていると思います。それは、聞いた時にその方が”臨場感”というか、音の立体感が再現されるからですね。
つまり、現実のリアルな音はステレオで聞こえてくるのです。
片耳の人の場合は常にモノラルで音を聞いているので、もっとも違和感があるのが音の方向感が掴めないことです。
 
分かりやすいのが、救急車などの緊急自動車のサイレンの音がどちらから聞こえてくるのかわからないこと。自動車を運転していて困るのがコレです。ちなみに車の運転は片耳でも一定以上の音の認識が可能なら許されていますが、現実問題として、交差点に差し掛かった時にサイレンが聞こえてきても、緊急自動車が接近してくる方向が分からずに困ったことが何度もあります。
 
日常生活では、離れたところから自分が呼ばれても、その位置が分からなかったり、自分が呼ばれていること自体に気づかなかったりします。また、スーパーやコンビニなど、レジがいくつも並んでいるところでは、逆に、隣のレジの店員さんの問いかけに間違えて応えてしまったりと、恥をかくことも度々です(^^;
これらは別に命に関わることではありませんが、その他にも、歩道を歩いていて後ろから接近してくる自動車や自転車に気づかずにヒヤリとすることも少なからずあります。コレはシャレになりません。
 
つづく...。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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