リバーブの沼には入っていない、と書いた気がしますが、撤回します。
最高峰のリバーブペダルの一つと言われ、(値段も高い)blueSkyになります。
コンパクトのリバーブの中では最高級かつ大定番として君臨していますね。
中途半端に沼にハマるくらいなら、最初から一番深いところに行ってしまえばそれ以上は増えないだろう、という理論。
ある日、楽器屋のWEB通販ページを見ていた時に、このペダルが異様に安く出ているのを見つけてしまい、迷わず購入しました。
しかし、翌日「たまたま一足先に別の購入者がいた」という理由でキャンセルされました。
本当に競合がいたのかもしれませんし、店の方で値段の付け間違いに気付いて、そういう言い訳をしたようにも思えます。
その事件で結構ガッカリしたのと同時に、良いリバーブを使って残響系を活かした音作りで弾いてみたい曲が湧き上がってきてしまっていました。
そこからリバーブが欲しいという旅が始まりました。
ラック系など大掛かりなものを除いては、strymonかBOSSのRV-6が最高峰ということで、ほぼ選択肢は2択。
音作りの幅としてはどちらも似たようなもののようです。値段はBOSSの方が中古で15,000円程度と安いです。
strymonの方が記憶したセッティングを呼び出して使い分ける機能がある点で、私の中ではそちらに軍配が上がりました。
blueSkyの新バージョンでは売りであるSHIMMERの音色のかけ具合を選べるという点で新バージョンに軍配が上がりました。
かくして、一番高いblueSkyの新バージョンV2を買ってしまった次第です。
安く購入したつもりが、まんまと一番高いものを買ってしまう。良くない傾向だと思います。
MIDI対応していたり、非常に機能が多いのですが、かけっぱなしパターンと、強めのセッティングの2種類で使い分けるという程度の使い方です。
ノブの数も私が使いこなせる限界だと思います。
今まで使っていたOne ControlやAnimals Pedalのリバーブと比べると、
・ノブやスイッチが多くて微調整がしやすい
・SHIMMERモードが独特で面白い
・全体的に音質がクリアな気がする(特にハイの雰囲気が)
という感じです。
組み込むだけで音が良くなる、と言われるくらいのリバーブですが、それは言い過ぎな気はします。
使いこなせば最高のリバーブを目指せる、という位置づけだと思います。
ちなみに、2024年1月現在、V1の方は中古相場30,000~35,000円くらいのようです。3万円を切ると瞬殺です。
V2の方は新品で48,000~53,000円くらい、中古だと41,000~45,000円くらいですが、あまり中古は売れている気配がありません。
V1の方が流通量が多いのと、V2自体にコスパを感じられていないのだと思います。
blueSkyのアイデンティティであるSHIMMER具合を調節できるのは大きいんじゃない?と思うのですが、市場の判断はそうでもないようです。
V2はmodモードのかかり具合を調節できるのも地味なメリットだと思います。
modを「light」にしてかけっぱなしが割と心地よい感じですね。今までコーラスを軽くかけっぱなしにしていましたが、それが不要になりそうです。