■選曲について
「群青日和」「au revoir」とピッチシフターを多用したトリッキーな音作り疲れが出てしまい、シンプルな曲が弾きたい欲求で選曲しました。
また、エフェクターのMyriadFUZZが非常にツボに入る音色のため、ガッツリ使えるロックな曲ということで。
GLAYのスパンが短すぎかなとも思いましたが、今まであまり弾いていなかった分、候補は多いのです。
この曲は初期の曲ではありますが、ブレイク後に売れたベスト「REVIEW」に収録されているのでメジャー度は高いと思います。
私もGLAYはそのアルバムから入ったのですが、この曲でよりハマることになったと言っても過言ではありません。
タイトルも歌詞も意味は分からないけどカッコいい…!という純粋に感銘を受けましたね。今も意味は分からないままですが不変のカッコ良さだと思います。
シンプルでありながら中毒性のあるメインリフは同世代のギターキッズなら皆弾いたのではないかと思います。
2023年現在50歳前後の方はBOØWYの「MARIONETTE」なんかが弾きたいリフの登竜門になっていたと思いますが、40歳前後世代はGLAYのこのあたりではないかと思います。
ライブで弾いたような気もするのですが、本当に記憶があやふやな曲です。
ソロを弾いてみると指が勝手に動くのも、ライブで弾いたからなのか一人で練習していたからなのかも不明です。
■演奏について
★HISASHIパート
メインパートです。
リフとソロ以外はシンプルなバッキングですね。
ライブだとAメロ途中にカッコいいオブリガードが入っていたり、洗練されてカッコ良いアレンジになっていますが、原曲通り弾いています。
リフはオクターブ上でハモっているようでもあったので、結局ピッチシフターで上を少し足しています。
音作り疲れと言いつつ、オクターブ上を足すのにハマりつつあるのかもしれません。
後はHISASHIらしくピッキングハーモニクス気味に弾くとドライブ感が出ると思います。
ソロは王道な構成でメロディアスに緩急のついた見本のようなソロです。
弾いていて落ち着くという、実家のような安心感のあるソロです。(実家がないので想像ですが)
そのくらい、GLAYを弾きまくっていたということなんでしょう。
ソロの音色は普通のディストーションの方がハマったのでRiotを使っています。
音作りメモ:
リフ:CAE3+Clean +PS-6 + ArcherIKON + MyriadFUZZ+ CH-1 + PBReverb
バッキング:CAE3+Clean + ArcherIKON + MyriadFUZZ+ CH-1 + PBReverb
ソロ:CAE3+Clean + ArcherIKON + Riot + CH-1 + CarbonCopy + PBReverb
★TAKUROパート
サイドギター的ですが、ソロ後半のハモリが見せ場です。
こちらもAメロはライブだとアドリブ的なコード弾きになっていますが、原曲通り弾いています。
音作り的にはHISASHIパートとほぼ一緒です。
後半でハモりつつ、離れてまたハモるのはツインギターの極みですね。一人で弾いていても気持ち良いです。
音作りメモ:
バッキング:CAE3+Clean + ArcherIKON + MyriadFUZZ+ CH-1 + PBReverb
ソロ:CAE3+Clean + ArcherIKON + Riot + CH-1 + CarbonCopy + PBReverb
■使用ギター選定について
HISASHIパートは恒例のイエローハート、TAKUROパートは久々に使いたかったレスポールです。
■使用ピック選定について
いずれも陰陽座モデルです。