歪みの沼から抜け出すと残響系の沼。
リバーブペダルです。
リバーブは初めて買います。
昔、TwinReverbをよく使っていて、そのスプリングリバーブがあまり好きじゃなかったというのもあり。
リバーブは敢えてかけなくてもステージの残響で良い、という気持ちもあり。
正直、重視していなかったエフェクトです。
宅録をするようになって、ステージの残響があるわけでないので、主にDAW側で最初からついていたプラグインでリバーブは薄くかけています。
が、惰性でかけているものの、これで良いのかという思いがずっとありました。
コンパクトのリバーブは軒並み高級な値段がするので、それだけの良さがあるのでは・・・?と。
そんなわけで、選んだのがこちらになります。
コンパクトのリバーブとディレイが特に高級なのはマルチより段違いに良いからというより、単純に機構的にコストがかかるエフェクトという理由のようではありますが・・・。
リバーブエフェクトといえば、トリッキーな音色が選べるモデルも多く、大体HALL、ROOM、SPRINGと選べる感じが定番です。
そういう概念がなく、ただただシンプル、かけっぱなしで使うとちょうど良い感じになるという、私の使い方にマッチしたのがこちらでした。
One Controlはデザインも好きでたくさん持っているので、それ以外のメーカーで積極的に探していたのですが、結局統一感が出る結果になりました。
こちら、機能的にはシンプル過ぎてリバーブの中では異端だと思うのですが、かなりの人気があるペダルです。
何ならOne Controlの中でもトップクラスの人気機種のようです。
One Controlユーザーとしては持っておくべきなのでは・・・という気持ちになりました。
また、参考にした動画の中で、圧倒的に好みだったということがあります。
肝心の音ですが、リバーブの具合は非常にさり気ないです。
リバーブタイプを切り替えて使い分けたかったり、トリッキーな効果を狙いたい人には向かないです。
どんなセッティングでもそれなりに決まり、まさしく掛けっぱなしにしたい人向けですね。
ノブをいじってもあまり極端になることはないので、使いやすさしかないペダルです。
まぁ、リバーブというエフェクト自体が地味で、その地味な部分をグッと良い感じにしているというエフェクターなので、どこまでも派手さはありません。
こういう、掛かってるのか掛かってないのか分からないくらいの効果が地味なエフェクターが好きなんだなと思います。
私のエフェクトの後段にSEA TURQUOISE DELAYがいるので、それと並んで見た目的には良い感じになりましたね。
いずれもトリッキーな音色は敢えて外して、本来の用途でシンプルを極めているのがOne Controlの使いやすい点ですね。
---2024追記---
リバーブ沼にハマってしまい、高級かつ定番のblueSkyに辿り着いてしまったので出番が少なくなったので手放しました。。。
フワッとした効き具合なのでエレアコにも使えて便利ではあったのですが・・・。