Paul Reed Smith Killer Quilt Run Custom24 | 酔弦庵

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弾いてみた動画の記録や機材のレビュー、ニューギアの言い訳など

キャッチフレーズは「優等生でツンデレなお嬢様」

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2009年からのメインギター。
とはいえ、出番はあまりありません。

メインのレスポールカスタムの欠点だった、
・重たい
・ハイポジションが弾き難い
・アームがない
・シングルコイルの音が欲しい
をカバーするために断腸の思いで購入。


PRSを選んだ理由はコイルタップの音です。
昔に弾かせてもらって、ストラトとは違うけど綺麗なシングルの音が出たのでずっと気になっていました。

Custom24という24フレットモデルなのですが、「Killer Quilt」という限定シリーズなので仕様が全然違います。
57/08というピックアップである点から、バック材、ネック材あたりも独自の仕様。

ギラギラしたサウンドの通常仕様に比べて、ピックアップが抑え目なので割と落ち着いた音です。
このピックアップ、他のモデルで全然使われてないんだけど、人気ないのかなぁ。
本当はもっと暴れさせたいのですが、結構自制心が強い子ということで仕方ない。
おかげでどんなジャンルもいけます。

モデル名の「Killer Quilt」とは、凄い木目ということだと思いますが、実にインパクトのあるトップです。
木目が綺麗に出ていて大人っぽい色というのも選定のポイントでした。

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トップは1ピースです。
Killer Quiltシリーズでも貴重なのではないでしょうか。

バックにはポールリードスミス氏の直筆サインが入っています。
購入した店に本人が訪れた際に、特に木目が綺麗な数本にサインを残したらしいですが、真偽は分かりません。

ブリッジをはじめ、ハードウェアがゴールドとクロームのミックス仕様なのも他に見かけません。
金銀というと下品な感じですが、落ち着いたデザインですね。

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PRSの特徴のバードインレイも素晴らしい。
ギターを弾かない人にもPRSは「指板に鳥が飛んでる高そうなギター」というイメージで有名な気がします。
購入した店の人は、インレイの素材はマンモスの牙だとか何とか言っていましたが、真偽は分かりません。

初の24フレットなのですが、24フレットを弾くというより、22フレットのチョーキングのしやすさに尽きます。

ネックはスタンダードグリップです。
PRSは速弾き向けの薄くて幅広の形状が多い気がしますが、普通サイズということなのでしょう。
他のギターに比べると細めだと思います。
握りこんで持つことが多いので、変に幅広よりはこっちのほうが良いかと気に入ってます。
仕上げの上質さも相まって、フィット感が最高です。

購入当初はやたらとネックが曲がったり、偏屈でプライドの高さが出ていましたが、ようやく素直になってきました。
ツンデレですね。
暇さえあればベタベタしてるので嫌がられないことを祈るのみです。

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PRSの音はレスポールとストラトの良いとこ取りだと言われますが、その通りです。
足して1.7で割ったくらい。

すべてが水準以上の音ですが、一番レスポールやストラトらしい音にだけは届きません。
ハイレベルな器用貧乏。

当初の期待通り、何でも出来る万能な1本です。
ギターを使い分ける意味がなくなり、ギターマニアとしては複雑な気持ちが・・・。

↓もっと商品説明を書いてほしいものですね。
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