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玉ねぎの皮をむきながら
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やっと読了 読みやすくはなかったが 最後までたどり着けて良かった
グラス本人の体験はもちろんのこと 彼の母親のくだりは
母として 娘として 胸に迫るものがあった
そこを読んでいた1月24日に お母様が亡くなった日が重なるという偶然
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ぼくの兄の場合 (エクス・リブリス)
2,376円
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この作品を二度読む間に 私自身にとって大きな「告知」があり
もちろん「無事」だという告知であって 大変ありがたかったのだが
一度目と二度目とでは 作品世界の感じ方が多少違った
「距離」がある分 大きく違った というところまではいかなかったが
自らの生と死や 死の恐怖が消えた後の白状な「忘却」や
ともあれ この辺りの作品に増えるたびに
自らの人生を問うことになるのは間違いない
書きたいことが浮かんでも 実際に書くところまでいかなくなってしまった
今ここに書けることといえば
『ぼくの兄の場合』は 戦争の次の世代の
『玉ねぎの皮を~』は 戦争の中の世代の 私への問い掛けであって
私自身の立場とすれば 前者の方が近く 考えさせられることも多かったが
やはり後者の 最中を生きた人間の回顧には 到底かなわないようにも思った

公演から2ヶ月 毎日のようにCD音源を聴き続け
視覚を伴った 立体的な鑑賞体験が 徐々に
聴覚だけの 平面的なものへと戻っていくのが寂しかった
それでも 「次」を楽しみに待つのが正しいあり方なのだろう
あれこれ理由を付けて「第九」はスルーしてしまったが
やっぱり 聴きに行ってから後悔する方が良かったかもしれないな
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ギュンター・グラス『ブリキの太鼓』全3巻セット (集英社文庫)
2,393円
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さて 3週間で読み切れるだろか






