断捨離 その1 | くじらの南仏プロヴァンス日記

最近、断捨離とか壇蜜とかやたらに難しい言葉を目にする。


壇蜜はエッチなおねえさんなので、私が♂ならおかずにもできるが、


しょせん女の裸を見ても、乳が大きくていいやね(`・ω・´)と思うくらいなので、


やはり断捨離をすることにする。



断捨離とは

ヨガの「断行(だんぎょう)」「捨行(しゃぎょう)」「離行(りぎょう)」という考え方を

応用して、人生や日常生活に不要なモノを断つ、また捨てることで、

モノへの執着から解放され、身軽で快適な人生を手に入れようという考え。

単なる片づけとは一線を引くという

断=入ってくる要らない物を断つ
捨=家にずっとある要らない物を捨てる
離=物への執着から離れる



そうだ!


不必要なモノを捨て、身軽な人生になるのだ(`・ω・´)キリッ




まずはタンスの中を覗いてみる。


どうしても捨てられない服がある。状態が良すぎて捨てるのにはもったいないというオサレ服だ。


当時はデザインも気に入っていた。値段も高かった。


いつか着る機会があると思って、大事にとっておいていた。


でもその出番がもはやくることがないことは、もうわかっている。



さあ、これを処分せい。するんだ!!するんだよジョー!(ジョーじゃないし)


でも、


ううううううもったいねえええ~~~日本でなら着られないけど


フランスなら着てもいいいいような気がする~~~~~~~~~。


と心の中で声がする。


ホラ、フランスって個人主義の国だから流行追うより、好きな服を着ればええやん・・・みたいな。




自分に問いかけてみる。


あなたはこの5年間の間、これに袖を通したことはありますか?



ありません(`・ω・´)キリッ



じゃあ捨てれや!






なかなか決別がつかないのでパリのP子に電話をし、


あんたも断捨離して身軽になれ!と説教する。


P子も衣装持ちだ。うわああああああもったいなああああああいと、のたうちまわっている。



そしてお互いの服をけなし合うことで捨てる決心をつけることにする。


くじら 黒のロングスカートがあるのよ・・・・生地も良いし、葬式の時に使えるかと思って

   今までとっておいたの。


ニコニコ こっちじゃ真っ黒な格好してソーシキ行かないっしょ。

  黒のロングはいてる人なんて、イマドキ合唱団の人くらいじゃん?( ^∀^)ゲラゲラ


くじら そうね・・わかったわ。第9は歌わないしね。

  それから黒のパンツも2本あるんだけど・・・。


ニコニコ いらんいらん。パンツはシルエットが古いとだっさいで。


くじら そうよね。捨てるわね・・・(´;ω;`)





しょぼん かわいいサーモンピンクのスーツがあるの。

   高かったし、キレイなのよ。でも肩パッドが入ってる・・・・。


くじら ああ、アカンアカン。

   とっておいても着ないでしょ。この5年間一度も着なかったでしょ。


しょぼん でもモードは10年ごとに繰り返すって言うし・・・・。


くじら ふふん。モードは再びやってきても微妙に型がちがうじゃん。

   それに自分でこの服は10年前の服とわかってる以上、

   テンションあげて着ることはできないでしょーよ。


しょぼん そうね・・・・その通りだわ。わかったわ。捨てるわ。

   着ないのにとっておくことがダメなのよね。




そうして、次々と、ブツクサ言いながら処分する服を出していった。


P子と出した結論は


たとえ10年前に買った服でも、気に入っている服は今でも活用している。

5年以上タンスの肥やしになっているのは、

それはもう自分にとって不必要だということだ(`・ω・´)キリッ


不必要だということだっ(`・ω・´)キリッ



不必要だということだっっっっ!(`・ω・´)キリッ




あとは勇気を出すことだ。




でも往生際の悪い私は、それらのモノをひとつひとつ身につけてみる。


たしかにパンツなどは、シルエットが古臭い。


こんなだっせーのさすがに着られないだろう~よ。と納得して処分することにする。


パンツ5着、スーツ3着、スカート3着、ジャケット2枚、セーター3枚 ワンピース2着、


ここ10年で買った私の冬物のお洋服たち。


きれいにたたんで袋に入れる。


これらはエマウスに寄付することにした。


仲良しのマダムのお家の近くにエマウスのコンテナがあるらしく、


状態の良い着なくなった服はエマウスに寄付すればいいのよ。


と教えてもらった。


エマウスは、消費社会ではゴミと考えられる不要になった家具や電化製品、

衣類などを回収し、それを再利用できる状態に修理を施し、

一般の人々に安価な値段で再販売するという活動を行っている。

収入は運営実費に当てられ、利益が出た場合は、

アフリカなどでより困難な状況にある人々への援助資金に当てられるそうだ。




ついでにここ1~3年で買ったけど若者すぎて着ない服は、年下のお友達にあげることしした。

(私はたまに若者アイテムを買ってしまい失敗する)





ううむ。


スッキリした。


タンスの中にスペースができ、服が呼吸をしているようだ。



もっと早くすれば良かった。


どうせ大事に持ってたって着ないんだから。





この際タンスの中だけではなく、キッチンや本棚、収納部屋もやろうと思う。



つづく。



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