加害者家族と被害者遺族について
本日お伝えすることは、長い間書くかどうか本当に悩みました。
被害者遺族という立場で言葉にすることは、非常に勇気が必要だったということは何卒ご理解いただきたいと思います。
加害者家族が苦しんでいるという一部報道を見ました。
あいの会 小沢樹里代表のリブログとして以下に想いを書きます。
私は遺族として、加害者個人と裁判で争う。
無罪主張は、法律上は加害者の権利です。
しかし証拠を見た限り、私は踏み間違えだと思っていますし、車の不具合では無いと思っています。遺族としては妻と娘の命を奪われた上に、無罪主張をされて怒りはあります。自身の罪に向き合ってくれないのは本当に悲しいです。
とはいえ日本は法治国家ですから、真実を決めるのは裁判所です。その中で私は被害者参加という権利を使い、裁判において、加害者個人と闘います。
はたして家族のせいでしょうか?
事件・事故のケースバイケースにもよるとは思いますが、基本的には犯罪を助長したわけで無いならば、家族には責任はないと私は思います。
本当に辛く苦しい1年半を生きてきましたが、被害者遺族と加害者家族でどちらが辛いとか、これは比べるものではないと思います。
再発防止という観点で、加害者や加害者家族を支援する団体は社会的に必要ですし、同じくらい被害者や遺族を支援する団体も絶対に必要だと思います。
大事なことは、刑罰とはまた別に、加害者が本当の意味で罪と向き合い、奪ってしまった命と向き合い、苦しめてしまった遺族や、自分自身の家族と向き合うことなのではないでしょうか。
私はそう思います。皆様はどう思うでしょうか。
【お知らせ】
私は事故後「あいの会」という交通事故遺族の会の方々に様々な支援を受けました。
そして交通事故を撲滅するために、共に活動してきました。
交通事故遺族の支援や自助活動。交通事故撲滅活動をしています。
10月7日、ホームページが完成しました。
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【1周忌で公開したyoutube動画】:https://youtu.be/wlu0K3TSpbo
【TBSが作った今までの報道まとめ】:https://news.tbs.co.jp/newsi_sp/ikebukuro/