365日のシンプルライフ

引っ越しするので、

持ち物を大幅に減らす、
あるいは
結婚など新生活のために
いろんな物を新しく揃える、と聞くと
羨ましくなります。


家の中には、好きな物も沢山あるけれど
何となく惰性で持ち続けているものもあり、
本当に必要な物、そして好きな物だけに
一からリセットできたら
どんなにスッキリするんだろう？と。


考えはするのですが実行は難しく.....


ところが、先日見た映画

365日のシンプルライフの
主人公ペトリはそれをやるんですよね。
1年かけての実験です。

この実験のルールは４つ。
1. 自分の持ちモノ全てを倉庫に預ける
2. 1日に1個だけ倉庫から持ってくる
3. 1年間続ける
4. 1年間何も買わない


実験初日の部屋はがらんどう。
本当に全て、下着まで預けて、
真っ裸（!!）でのスタートなのです。


最初に取り出すのはコート。
次はブランケット。
最初の1週間は、モノが増えるごとに幸せを感じるペトリ。
モノは素晴らしい！と。


そのうち、必要な物はもう無い、と
何日も倉庫に行かなかったり
彼女が出来ると、デートの為に
洋服を吟味に吟味を重ねて選んだり。
モノに対するペトリの気持ちも
揺れ動いてるようです。


さて、
1年間の実験を終えたペトリは
「生活に必要な物は100個くらい。
次の100個は人生を彩るもの」だと結論を出しました。


えー。たった200個？
我が家にはいったい

いくつくらいのモノがあるのか
キッチンだけでも、

それぐらい軽くありそうで
くらっとしますが、
自分にとって、

本当に必要な物は何だろう？
モノを持っている事で

本当に豊かになっているのだろうか？
と、自分の身に置き換えて
考えるきっかけを与えてくれる映画です。

これは私の暮らしを彩るもの。

絶対に必要ではないけれど、

使うたびに幸せ。