快楽のレベル | 旅するとんぼ玉~まあちゃんの備忘録。

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「日記に書いておこう」的事柄を日々記録しています。

松山に神山恭昭(こうやまやすあき)さんという絵日記作家がいます。

わしの新聞
↑わしのための わしによる わしだけの 「わしの新聞」より


わたしは、若い頃から神山さんのファンでして、
今、隔週で愛媛新聞に連載している
「そこらへん日記」
も、欠かさず楽しみに読んでおります。

先日のそこらへん日記に、

「ぼくは子供のころからよくお墓参りに行っていたせいか、
今でも前の晩はわくわくして眠れないほど(?)お墓参りが好きです。
 ぼくは昔人間(むかしにんげん)なので快楽のレベルが低くて、
お墓参りしたり、銭湯へ行ったり、木切れで工作するくらいでも、一大レジャーだと感じます。
 現代、特に大都市では快楽のレベルがどんどんエスカレートしていて、
少々の快楽では満足しない人たちがわんさか街にあふれています。
 みんなが今より快楽のレベルを少し下げると、いろんな面でいい方向へ向かうかも知れません。
            (2007年5月12日 愛媛新聞掲載文より抜粋)」

とありました。

「そのとおり、そのとおり、うむうむ。。」(^~^)

と唸り、夫にも見せましたら、
「うん、うん。」( ̄m ̄)

うちの夫婦が、二人のケンカ(これは壮絶!)以外には、
これといってストレスや不満を感じないのは、
快楽のレベルが低いからなのかもしれませんよね。。

最近は、特に、
春は、イタドリが美味しいだとか、
たけのこが美味しいだとか、
太陽市に出ていた苺が甘かったとか。。
地元の柑橘をあれこれ並べて食べ比べて喜んだり、
近所の温泉に行って極楽だと言ってみたり・・・こういうことで、とても満足します。。

知り合いの宝石屋サンで、
いつも「売れない、お金がない」と嘆いている人がいて、
「なんで、そんなに嘆くのか」、と聞いてみると、
「毎日、きれいなお姉さんのいる飲み屋さんをハシゴしたいのだ。」
と言うのです。。

「それじゃあ、お金がいくらあっても足りませんよ。。」
と笑うと、
不満げでした。(^_^;)

「うちみたいに、快楽のレベルを下げると、
楽しく生きられますよ。
そこの温泉行くとかさ~ ヾ(@°▽°@)ノ」
と言ってはみたけど、
宝石屋サン 「・・・。」。

でもね~ うちはこれ位がちょうどいいよ。(^ε^)♪