私が介護の仕事に就こうと思った【きっかけ】を話していこうと思います。
それは、私が高校生の時、埼玉に住んでいるじいちゃんが風呂場で転んで入院し、首から下が動かなくななりました。
心配で皆でお見舞いに行った日...
ベッドの上で横になってるじいちゃん。
【リハビリ頑張ってまた歩くんだ!頑張るんだ!】とそう言ってたじいちゃん。
だけど、もう動かない。
母から私は聞いていたので、この言葉を聞いて胸が張り裂けそうだった。
お見舞いに行っても何もできない自分が悔しかった。
悔しくて悔しくて...泣くことしかできなかった。
高3の冬、私は進路を選んだ。
【お見舞いに行くだけで、何もできない自分が嫌だ。少しでも役に立てる知識がほしい。】そう決意した日。
福祉の専門学校に行く道を選びました。
じいちゃんの入院がきっかけで私は介護の世界に飛び込みました。
【誰かの役にたちたい】と思っていたあの日。
きっかけが欲しかっただけなのかもしれないですが、私は介護の道を選びました。
介護の仕事って誰でもできる仕事だと思います。
ですが、続けていくのはかなり大変です。
人対人、そして認知症のお年寄りを見なくてはいけない。
誰も認知症になりたくてなってる訳じゃないんです。
ですが、お世話をしてくれる人が居ないと生きていく事ができないんです。
お風呂もトイレも食事も自分でできなくなっていくんです。
年をとるということはそう言う事です。
中には、しっかりしている人もいますよ。
ですが、いずれは皆老いていくんです。
【介護士】はその為にいるんではないかな、と私は思っています。
ですが、現実問題は、給料がかなり安い。
夜勤をしてても安いんですよ。
それに手を出す利用者さん。
杖で打たれたり、引っ掻いてきたり、腕を噛んだり、唾を吐いてきたり、と色々あるんですよね。
本当に色々あるんです。
【認知症】だと理解はしてます。
ですがこちらも人間です。
私達を守ってくれるのは誰なんでしょうか
介護問題はこの先もずっと続いていくと思います。
maaaaya