私のブログにお越しいただきありがとうございます。
MRI検査とは、磁気共鳴画像法という技術を用いて、体内の様子を詳しく調べる検査の
ことです。
MRI検査の特徴
・放射線を使わない:X線のように放射線を使いませんので、身体への負担が少なく、繰
り返し検査を行うことができます。
・詳細な画像:脳や脊髄、関節など、体の様々な部位を非常に詳細な画像で観察できま
す。特に、軟組織(筋肉、神経など)の画像を得るのに優れています。
・様々な情報が得られる:血管の構造や血液の流れ、組織の成分など、様々な情報を得
ることができます。
検査の流れ
1.準備:検査前に金属性のものを全て外し、検査着に着替えます。
2.検査:大きな磁石の筒の中に入り、身体を固定します。検査中は静かに寝ている必
要があります。
3.画像の解折:得られた画像を専門医が詳しく解折し、診断を行います。
検査の目的
MRI検査は、様々な病気の診断や治療効果の評価に使われます。
・脳の病気:脳腫瘍、脳梗塞、脳出血、多発性硬化症など
・脊髄の病気:脊髄腫瘍、ヘルニアなど
・関節の病気:半月化損傷、靭帯損傷、変形性関節症など
・血管の病気:動脈瘤、狭窄など
・その他:臓器の損傷、炎症など
検査を受ける際の注意点
・ペースメーカーや人工関節など、体内に金属が入っている場合は、検査を受けられな
い場合があります。
・妊娠中の検査は胎児への影響が懸念されるため、医師とよく相談してください。
・検査中は音が大きく響くため、耳栓をすることがあります。
・閉所恐怖症の方は、事前に医師に相談してください。
MRI検査についてもっと詳しく知りたい場合は、担当医にご相談ください。