「オバマ・コンチェルト(狂騒曲?)」の陰で「ブッシュ・レクイエム(鎮魂曲)」 | こころ、デトックス

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自傷癖国家日本。絶滅危惧種日本人。

どのチャンネルを回しても「オバマ新大統領就任式」のニュース一色だ。

泥沼のイラク戦争の傷や、自国発の金融危機で、大きく揺らいだアメリカの救世主の出現を祝うかのような熱狂ぶりだ。

「アメリカン・ドリーム」を体現するかのような、若きリーダーに、蔓延した閉塞感を打ち破ってほしい、との期待の大きさの表れでもあろう。

我が国でも、こぞって賛辞の嵐だ。日頃、”取りあえず、アラを見つけて、批判が仕事”のキャスター、コメンテーターも「オバマばんざい!」である。

熱に浮かされたような「大統領就任式」が、オバマ氏にとってピーク(絶頂期)とならなければよいが.......。
評価は大抵、持ち点(満点)からの(ミスの)引き算で行われるものだ。

”山高ければ、谷深し”と言うこともある。
マスコミはご存知のとおり、いつまでも味方ではなく、また世論も同様、くれぐれもご注意を。

そして、米国にとっても、我が国にとっても、{「CHANGE」=「好転」}でありますように。




去りゆくブッシュさん、聴衆から「ヘイ、ヘイ、グッドバイ」

(2009年1月21日10時51分 読売新聞)
ブッシュ前大統領夫妻は、オバマ大統領の就任式後、議会議事堂の広場からヘリコプターに乗り、ワシントンを去った。郊外のアンドリューズ空軍基地でヘリからジェット機に乗り換え、地元テキサスへ帰った。

ヘリが飛び立った際、就任式の興奮さめやらぬ群衆から「ヘイ、ヘイ、ヘイ、グッドバイ」と唱和する声が、空へ向かって響き渡った。スポーツで勝利チームのファンが敗者に浴びせかけるからかいの歌で、歴史的な歓迎を受けたオバマ大統領とは対照的な、寂しい退任となった。

しかし、ブッシュ氏はこの日、終始リラックスした笑顔を見せた。就任式に向かう際は、8年間過ごしたホワイトハウスに向かって投げキス。AP通信によると、執務室の机の引き出しに、新大統領へのメモを残したという。

一方、チェイニー前副大統領は、ブッシュ夫妻に先立ち、車で議会を去った。前日に引っ越し作業で背中を痛め、この日は車いすで就任式に出席していた。


「来る人あれば、去る人あり」栄枯盛衰は世の習い、去る人には世間の風は冷たい。
そう、あなたの知らない歴史はどう評価するかわからないが、当分は成果より失敗を言い募る。

でも、ブッシュ前大統領、あなたは、どんなに酷評されていようと2期8年もの任期を全う出来たんですから..........
どこか国の首相に比べたらいいほうです?。


ご苦労様でした。穏やかな日常をお祈りします。

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