日米国民の国の組織や公共機関に対する信頼度の違い。 | こころ、デトックス

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自傷癖国家日本。絶滅危惧種日本人。

『日米共同世論調査』 2008年12月調

http://www.yomiuri.co.jp/feature/fe6100/koumoku/20081218.htm

== ■ 調査項目 (質問と回答)より抜粋 ==


[問] 次に読みあげる日本(アメリカ)国内の組織や公共機関などの中で、あなたが、とくに信頼しているものがあれば、いくつでも選んで下さい。


[答]

質問項目 日本 米国
0 首相(大統領) 21.2 45.5
1 国会(連邦議会) 16.8 34.9
2 警察・検察 35.8 73.5
3 裁判所 45.7 58.7
4 自衛隊(軍隊) 29.2 90.5
5 寺・神社・教会(教会) 36.9 73.7
6 中央省庁(連邦省庁) 16.3 42.5
7 地方自治体 32.2 60.2
8 学校 37.2 67.1
9 病院 48.2 79.5
10 新聞 52.7 52.2
11 テレビ 36 48.9
12 大企業 21.1 28
13 労働組合 23.7 44
14 その他 0.4 17.6
15 とくにない 14.3 0.7
16 答えない 2.8

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上記は日米の国の組織や公共機関に対する信頼度を調査したものであるが、両国で相当の違いがあった。

全体としての印象は、米国国民のほうが、日本に比べほとんどの機関で信頼度が高い。


日本が米国より信頼度が高いのは”新聞”だけで、あとは軒並み「信頼していない」ということのようだ。

学校37.2(米国67.1)、国民皆保険の病院48.2(米国79.5)やその他政治関連も信頼度は低い。


銃社会でもなく、治安は世界の中でも良いほうだと思われるのに、警察の信頼度35.8(米国73.5)

ほとんど紛争、戦争とは無縁で平和を満喫しているのにもかかわらず、自衛隊29.2(米国90.5)


乱暴な感想だが、日本人は、マスコミの報道を信頼し、ことごとく国の組織や、公共機関に不満を持っているということになる。


なるほど、新聞、テレビで、警察官・自衛官の不祥事をことさら大々的に取り上げ、教育や医療の批判の大きさなどををみると当然の結果だと思う。


しかし、日米どちらが幸福(感)ということになると...............。


犯罪者を利するような”立派な批判”をマスコミと一緒になってはやしたて、困ったときは、当然のように警察に頼り、平時は「親しみやすい開かれた警察」などと訳のわからないことを要求する、そりゃやる気も萎む.........。


自衛隊に対しても、災害救助・支援は求めるほどに評価せず、国際貢献任務の成果や苦労は無視し、”戦争を起こす”などと極端な思想を押し付ける。


で、マスコミは本当の危機に何かしてくれますか?


「知る権利」とか言って、押し付けられるマスコミ報道は、あなたに直接関係あることはどれ位ですか?

批判に同調して、賢くなったと錯覚していませんか?

知ることで幸福感を味わっていますか?不安や、嫉妬、ストレスの方が大きくないですか?


マスコミは”受け手が”考え、判断すべきと言うかもしれませんが、悪い情報だけ与えられてどう判断しろとおっしゃるのですか?........ 編集の権利ですか.....なるほど。


かっては権力の過ちを正す立場であったマスコミは、自らが国のありようを決めるほどの”権力”を持ったことを自覚すべでは?。




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