完璧なロック始末 | ヒロアミー日記

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ピンを使わない洋服作り、既製服縫製の洋裁教室
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月日は早く、今日から3月!

2月22日の猫の日もブログを書きたいとPCに向かうも忙しさに体力が尽き

書いている途中でウトウト書くことをあきらめてPCを閉じてしまいました。

 

そんな、いつものあわただしい日々の中で書きたいと思う出来事が・・・。

 

 

これは、お教室のカリキュラムステップ2の課題

裏付きマッキン付きパンツです。

 

前はカーブの切ポケット

後ろは箱ポケット仕様です。

 

この課題の箱ポケットを教えている時

受講生「先生ロックってこの書かれている部分ですか?」

 

私は他の子を教えながら、その子がポケットをやっていたのが判っていたので

「そう、その片側だけロックミシンかけて!」

 

受講生 「こんなに短くですか?」

私は近くにも行かずに

「そう、それで大丈夫!」

 

こんなやり取りがあって次の工程は近くに行って縫い方を教えなくては・・・。

ポケット生地を手に取って?

 

あれ?ロックミシンが途中で糸切れした?

もう一度縫い直しを言わなければと、手に持ったパターン?

 

え!え!え!

それが判った途端に私の笑いのツボに・・。

 

この写真で判りますか?

確かにパターンにロックのギザギザが数センチだけ書かれています。

写真は後から、その子が書いた赤ペンで縫い代部分。

 

その子は完璧までにパターンに忠実に端の縫い代は外し

1㎝のところから3㎝間のみロックミシンが縫ってあります。

 

笑ってはいけない!確かに聞かれた!

 

そして、このパンツのパターンでロックのギザギザが描いてあるのはここだけ!

その子いわく

「先生はよく、ここは縫い代縫わないでとか、針は外側ギリギリに落としてとか言うから

また、こんな難しいロックの縫い方をさせて、これが先に進むと、活きてくると」

疑わなかったと・・・。

 

私はわたしで、まさかこう来るとは思ってないから

この線はポケット中の見返し下になる部分なのですが、

普通に1本ロックミシンを縫ってくれると・・・。

 

反省はんせいです。

知らないって、こう言う事ですよね。

 

本人は一生懸命に完璧にロックミシンを縫ったのです。

褒めるにあたいしますよね!

 

教えることに慣れて流してはいけないと反省する出来事でしたが、

こういう事があるから教えることは楽しくて辞められない!

 

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