何かいろいろな事が変化しつつあるコロナ禍です。
先を見るために変わる努力をする、しないの分かれ道。
どちらを選ぶかは人それぞれ、じっとコロナをやり過ごすのも、今までにない方向から考えを転換して動くのも。
2ヶ月半ぶりのお教室再開。
皆の元気な様子と洋裁を教える事の出来る幸せな気持ち。
それなりに2ヶ月半を忙しくしてはいたのですが、最低限の人との接触、外食も控えてコロナ禍で目に見えないストレスが溜まっていたのだと思います。
皆に会って楽しい時間を過ごして改めて何かいろいろと人の力を感じる週でした。
他にも何か、いろいろと・・・。
スイセイさんと言えば私の中ではニッポウさんと並んで工業用ミシンの押さえメーカーの認識で私もいろいろとスイセイさんのバインダーやニッポウさんのを重宝に使わせて頂いています。
ただ、職業用のJUKIさんのシュープールシリーズは送り板の形が工業用と違っているためその優秀なバインダーなどが使えないのかと思っていました。
ミシンを知らない人には何の話って感じですよね。
カーブを縫うバインダーなどは送り板、送り歯まで取り換えて使用するので、それに今までは工業用で量産する時以外は必要ない物と言う私の認識が一つくつがえされつつあります。
この冊子も受講生の一人が持ってきて見せてくれた物なのです。
洋裁の裾野が広くなっている今だから?
職業用ミシンでもバインダーなどを使いたい人が増えているのかと・・・。
2枚目の写真がブレブレですが、これは私がもっと驚いた変化です。
これも、受講生の一人が、この休みにこんなのを作ったと見せてくれたバックポーチです。
そして、これの何がかと言うとファスナーのスライダー(ファスナーを開閉する持つ部分)です。
私はスカートの課題でファスナーを買ってきてもらう時にコンシールファスナーを選んでもらうのにスライダーが涙型しているのを選んで下さいと言っていました。
涙型のスライダーはコンシールファスナーのみと言う
この認識を変えなくてはいけません。
YKKからビスロンファスナーで色を自由に選べるスライダーが涙型している物が出ているとの事なのです。
知りませんでした。
狭い世界で仕事をしている私には受講生達の情報がホント有難いです。
そして休み明けで一番の嬉しい変化は・・・。
この成長は驚きです。
これは受講生達が恐怖を覚えるヒロアミー洋裁教室の伝統となりつつある特講の課題です。
片玉ポケット裏無し仕様
フライフロントパンツ裏無し明き仕様
フライフロント裏付きパンツの明き仕様
普通の課題は洋服に仕上げる物ですが、ステップ3から、もれなくこの特講の課題が入ってきます。
洋服に仕上げる課題は達成感を得やすく楽しいのですが、私が傍にいて説明書に沿って次はこう縫うなどで縫うのは皆が驚くほど直ぐに1枚仕上げられるのですが、どうやったか覚えてないと・・・
その明き仕様などの途中経過を残す課題です。
パターンを渡して、それを縫いあげるまで「先生ストップ」が入らない限り私は一気に説明しながら縫います。
皆は撮影大会のごとく携帯で動画撮影していくのですが、私は初めから最後までポイントや注意する所などずーと説明しているので、この課題をここまでどうやって仕上げているのか私の方が嬉しい驚きなのです。
一人はテープ起こしのやり方で耳で私が何を説明しているか全部書き起こすと!
違う子はまた絵に起こして説明を記入していくとか受講生達がこれを工夫をこらして作り上げてくれています。
どれだけ大変かは理解できます。それに応えるため残す課題なのもあって細部まで見せて頂き、私の説明と認識の違いをチェックです。
こんな成長を私もしていきたい!
その一つに新しい事への挑戦のパターン販売にプラスして、それに使う既製服で使っている伸び止めテープやインサイドベルト芯など附属屋さんの協力で販売が可能になりました。
そのお話はまた後日に・・・。
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