今日はピンクッションの作り方を書きます。
このピンクッションです。
ヒロアミー洋裁教室では針の持ち込み禁止させて頂いているので、ミシンセットにこのピンクッションがセットされています。
そこには玉ピン5本に手縫い針2本を刺してあります。
玉ピンは刺してありますが既製服の縫い方では、ほとんどピンを使う事がないのですが一応・・・。
いろもが手縫い針に入っていますが、手縫い針は糸を通しておかないとピンクッションの中に埋もれてしまうので絶対に何かしらの糸を通してもらっています。
そして、帰る時はピンの数マチ針5本に手縫い針2本ありますと声かけ返却のルールです。
これは既製服縫製では必須条件の一つなのでヒロアミー洋裁教室では守って頂いています。
前置きが長くなりましたが、このピンクッションをいつも使っているので家でもミシンの下糸を巻く所に引っ掛けて使いたいと、先生前にこのピンクッションの作り方を書くと言ってそのままですよ!(>_<)
しびれを切らして、お教室で作った人達も・・・・。
それでは材料から
・14cm直径と10cm直径の円を書いた型紙で裁断した生地(大きい方は伸びる素材が良いです)
・わた
・磁石
・クリームケース(3cm~3.5cm)3個入りくらいで売っています。
・平ゴム(8コール~10コール)
・Gクリア(接着剤)
・飾りのリボン30cmくらい
生地以外は全て100均で購入できるものですが1個だけ作るにはかえって高くつきますが・・・・。
①丸くカットした生地の周囲にミシンもしくは手縫いで1cmとo.5cmのところを縫います。
その時のポイントです。
ティアードスカートやドレスなどで沢山のギャザーをとる時などもそうですが、上糸と下糸の太さを変えます。
引っ張る側の糸を太くするのです。
上の写真は工業用ですが、30番手と50番手の糸です。今回は解りやすい様に白糸を使っていますが通常は生地の色に合わせてね!
そして、ギャザーミシンなどでもう一つポイントです。
ギャザーを入れたい所の丁度にせずに交差しなければいけません。
かつ前のミシンを踏んではいけないのです。上の写真でズレてミシンが入ってきているの判りますか?
そして、そして針目は普通の針目です。
このピンクッションでは縮めるだけなので影響はないのですが、洋服でギャザーを入れたい、袖のイセを入れたい時など普通の針目のままの方が上がりが綺麗に仕上がります。
厚い生地や沢山のギャザーなどの時は上下の糸の太さを変えて、さらに引く方(太い糸の方)の糸を上糸に決め糸調子を強くする(右に回す)のです。
今日はポイントポイントです。
ギャザーミシンは裏側の糸を引きます。(表側の山を立てる感じで縫います)
イセミシンは表側の糸を引きます。(表側が平らになるように縫います)
かなり仕上がりが違うので試してみて下さい。
ピンクッションの続きです。
②大きい方には綿をつめて糸の太い方表側の糸を引き締め、その糸に針を通して動かないようにしっかり縫いつけて下さい。
綿はパンパンにいっぱい詰めて硬くなるくらいの方がピンクッションとしては使いやすいです。
③磁石2個重ねたもの(重さがある方が良いため)とクリームケースの蓋にGクリアを付けて貼ります。
クリームケースの中側の磁石周りにも少しGクリアを塗っておきます。
④それを中に入れて糸を絞って動かない様に止めます。
⑤平ゴムを④で作った底のクリームケースに巻く長さで輪にしてミシン又は手縫いで縫います。
⑥そして上下を合わせまつります。このまつり糸は穴糸のようなしっかりした糸でまつると良いです。
⑦最後に飾りリボンをゴム下を通すようにして巻き、Gクリアを楊枝の先などにちょっとつけてリボンを止めて完成です。
ブラザーの刺繍ミシン(イノヴィス)で受講生が刺繍してきてくれたので、これも一緒にピンクッション作りです。
これはブラザーのミシンを買った人が使用出来るデーターんで刺繍して縫うところまで出来てしまうとの事です。
可愛いですよね。
3cmの磁石を10cmの生地を巻いて、綿を詰めます。
こちらは腕に付けても使用できるように平ゴムの長さを長くしました。
磁石をくるんだ物とハリネズミの方をまつりつけて完成です。
ハリネズミのピンクッションには安全ピンを刺しました。
縫い場ではフィッティングする時もシルクピンの使用はできません。
もしくはお客さまのお宅でフィッティングする時なども針を落とす危険があります。
なので、私達は安全ピンでフィッティングするのです。
そんな時にこの可愛いハリネズミさんのピンクッションが仲間入りです。
そして磁石内蔵なのでナオモトのバキューム台にもくっつきます。
皆さんもピンクッションに刺す針の本数は把握しておきましょう!
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