手提げ袋 その1(型紙+裁断) | ヒロアミー日記

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  手提げ袋(レッスンバック)の作り方

出来上がり寸法=幅26.5cm縦39cm(幼稚園児用の場合は丈を5cm~9cm短くすると良いです)

私が既製服の縫い方を一般の方に教える時、洋服のディティールに使えるものを部分的に取り入れた小物制作で練習してもらうのです。

 

この手提げ袋もその一つで洋服を縫う時に使える切りポケット、ベルト付けやカフス付けに応用が出来る作り方が習得出来ようになっているのです。

 

ポケットと聞いただけで難しそうと思ってしまうかもしれませんが、私は数あるポケットの縫い方の中で、この切りポケットが一番簡単だと思っています。ペタと貼り付ける(パッチポケット)よりもです。

ポケットがあるだけでとても利便性が上がります。出来るだけ詳細に説明をするので毛嫌いせずにチャレンジしてみて下さい。

 

いつもの事ですがCADからのダウンロード版を提供出来れば良いのですが、まだ私のPCスキルが足らずに今回もパターンから一緒にお願いします。

少しでも簡単に用意できるように考えましたので宜しくお願い致します。

 

用意するもの

 角0の封筒(287㎝×382㎝)のもの 2枚

文具店か100均で購入できるかと思います。

 封筒上部の飛び出ている部分と中の少し斜めになっている部分を直線になるように切り落として下さい。

 

  

封筒のサイドを切り開きます。右の写真は封筒2枚を開いた状態です。

 

  

その開いた2枚の封筒を重ねます。そして上から縦5cm横12cmのところを斜めに線を引いて切り離します。(ここが切りポケット口になります)

 

  

 注意 今度は上で斜めにカットした封筒1枚のみを使用します。

 底線(左上の写真右側)の折りを戻した状態で写真のように縦20cm横15cmで線を引き角を身近な丸いものを使って丸みを書いてカットして下さい。(これが切りポケットの袋布と向う布になります)上の写真は袋布パターンの裏側が見えていることになります。

  

次に底線から5cmのところに線を引き、その上側10cm幅で線を引いて切り離します。

上の写真で×印のところは使わないので処分して下さい。

 

 これでパターン完了です。

既製服は縫い代込みが通常なのでこれでオール1cmの縫い代込みのパターンになります。

ごめんなさい。上の写真も袋布が裏面のまま写真を撮ってしまいました。

 

 

今回は持ち手、口切り替え部分、ポケット向う布は配色の赤の無地を使用します。

この手提げ府袋はキルティングの様な厚い生地は不向きです。

表生地(110cm幅×80cm) 

   横地裁断可能な生地は35cmでも裁断できます。

配色生地(赤無地)110cm幅×35cm

接着芯(薄地) 110cm幅×35cm

 

このプリント生地は横ストレッチがある生地なので縦地取りで裁断です。

本体とポケット袋布1枚づつ裁断します。

注意

写真では分かり難いですが本体はポケット口の位置は本体は左上側で左下がりで袋布は右下がりになっています。

この方向で裁断するように注意して下さい。これでポケットの中に生地の表側がくるようになります。

 

  底線にノッチをいれます。

ノッチとは

ノッチとは洋裁用語で縫製に必要な印のための切り込みのことです。

この切り込みは1cmの縫い代で3ミリから4ミリくらいの切り込みです。これ以上深くならないように気をつけて下さい。

 

 次は配色布の裁断です。

配色部分は持ち手(2枚)口切り替え布(4枚)向う布(1枚)です。

表裏のわかり難い生地は必ず裏面の印をしておきましょう。

上の写真はチャコペンで縫い代部分に丸ポチをつけてあります。

上の写真でポケット向う布の裏面が見えています。

先ほどの袋布と中表になるように丸みが右下になるように裁断して下さい。

 

注意

口切り替え布は接着芯を貼らないといけないパーツです。

接着芯を貼るパーツは粗裁ち裁ち直しという工程をとります。

 

粗裁ち裁ち直し工程とは

出来上がりパターン(型紙)よりも生地を1cmほど大きく裁断、接着芯は出来上がりパターンより0.5cmほど大きく裁断します。

  アイロンで接着します。

ポイント

接着芯を貼る時に直接アイロンを当てると糊がにじみ出てアイロンがベタベタになってしまいます。なので当て布をすると接着しやすくアイロンも汚れません。

アイロンの当て布にはオーガンジーが透けて見えるのにべたつきは解消されとても便利です。

洋裁をやろうと思っている人はオーガンジーを50cmも購入して当て布用にカットしておくと良いと思います。(色は白っぽい方が透けて見えて良いですが何かの残布がある人はカラーは問いません)

 

今回の粗裁ちですが、持ち手のパターンを活用すると楽です。

口切り替え布は5cm幅のものが4枚必要です。そこで持ち手10cm幅のパターンが2枚あります。

それを置いて周り幅側に1cm大きくして口布4枚分をまとめて裁断します。

 芯地は0.5cm大きく裁断して裏側に接着します。

接着したものを出来上がりパターンを使って裁ち直しをします。

 ここでも時間短縮です。

接着した生地を中表半分に折って輪の部分をカットします。

口切り替え布パターンは2枚あるので、この状態にパターンを置いて裁断すれば4枚裁断されることになります。

  持ち手はさみ込み位置のノッチを入れます。

切り替え布のパターンを半分に折って中心を決め、そこから左右に4.5㎝さらに持ち手幅の2.5㎝のところに線を引いて切り込みを入れて下さい。

  さらに4枚のうち2枚(裏側)に糸印をしておきます。

これは縫う時に口布の表側と裏側がすぐに判った方が間違いを解消できるからです。

裏側の印は糸印もしくはメンディングテープを貼るのでも良いですが今回は幅が狭くアイロンが当たりやすいので糸印の方はむいています。

 

これで裁断が完了です。

ちょっとパーツが多いのとポケットの構造が解らないところに今回はポケットが左側のみなのでポケットの袋布、向う布の裁断方向を間違えないようにするのが大変かと思います。

ただポケットは数をこなして身につけるしかないので、このような小さなもので練習することをお勧めします。

一度理解してしまえば本当に簡単で綺麗に仕上がるポケットです。スカートやパンツによく使われるポケットです。頑張ってチャレンジしてみて下さい。

次のブログで縫い方の説明をします。

 

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