スラッシュ明きの続きです。
基礎縫い 23
スラッシュ明き 2
前回のブログでスラッシュ明きの見返し周りはロックより、縫い返しの仕様の方が簡単と言うところで終わっていましたよね。
1のリンクを貼っておきます。
それでは本題のスラッシュ明きの縫い方を説明します。
下の写真の左側に見える四角いパーツはシーチングに赤の接着芯を貼ったものです。
右端はスラッシュ明きの見返しのパターンです。
そのパターンの大きさにカットしたシーチングと接着芯が中の二つです。
ロック始末の場合は左の四角に粗裁ちし芯を貼ったもので見返しを裁断します。
注意
縫い返しのスラッシュ明きの裁断は通常の芯貼りパーツとは違って粗裁ちはしないのです。
パターンのジャストの大きさで表生地と接着芯地を裁断して下さい。
そして、接着芯を貼ってはいけません!
1、貼らない状態の表地と接着芯を中表(写真は接着の糊面が一番上で見えているところです)
ポイント
出来れば芯を1ミリ~2ミリ出して縫えると良いですが、初めからは難しいと
思うので、カーブの所はコマメに押さえを上げて縫い回してください。
2、カーブ部分は縫い代を細くした方が丸みが綺麗に仕上がるため、縫い代を3ミリ弱残してカットします。
3、表に返します。竹尺などで丸みを中から押し出すようにしてください。
注意
まだ、接着芯を貼ってはいけません!
4、アイロンより先にコバステッチ(2ミリ以下のステッチ)を縫います。
注意
芯を貼る前に必ずコバSTを縫います。
目打ちで縫い目にキセが入らないようにしてコバSTを縫います。
意外と簡単なので縫ってみてください。
5、ここでアイロンで接着します。
注意
画像では判り難いのですが、接着芯側が上になるように置いてアイロンをのせているため直にアイロンをのせるとアイロンがベタベタになるので、さらにオーガンジーをのせてアイロンで貼ります。
6、接着されたもの、もしくはロック始末のもの半分に折って折り目をつけておきます。
ここまでで下準備が完了です。
φ(.. ) 続きの縫いから衿ぐり縫いと次回のブログで完結までかければ・・・・・。
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