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トランペット吹きの休日(ルロイ・アンダーソン名曲集)
ボストン・ポップス・オーケストラ
2000 BMG Japan
あ、この曲どこかで聞いたことある!って誰でも言ってしまう曲が詰まったアルバムだと思います。
たぶん、その耳にした事がある場所は学校だったのではないでしょうか?
ルロイ・アンダーソンは元々語学教師で、名門ハーバード大学の語学の教授を勤めていた事もありましたが、ボストン・ポップスの編曲の職を得て、音楽家に転身しました。
アンダーソンの作る曲はどことなくユーモアにあふれ、そしてなにより今までオーケストラでは使用しない小道具を使うなど、アイデアにとんだ作品がいくつもあります。
そんな曲たちなので、学校で使用するにはまさに適材適所といった感じだと思います。
このアルバムに収録されている曲を紹介しましょう。
■ラッパ吹きの休日
パッパラ♪♪パパパッ♪♪から始まるこの曲、運動会ではおなじみの曲ですね。
童心に返って、徒競走の雰囲気を味わえます。とにかくこの曲はスピードが命。
Buglers Holiday
■タイプライター
ワープロが出現するまでは、オフィスの主役タイプライターを表現した曲。
文字を打つときは、パチパチパチパチ、行末はチーン、改行するときにはジャーとリズミカルに音を刻んでいきますが、それをオケで演奏します。なんと、紙やすりなんかも小道具として使っていたようです。
実際にタイプライターを楽器として使うこともあったりします。
The Typewriter Leroy Anderson(実際にタイプライターを使った演奏)
■シンコペーテッド・クロック
シンコペーション【syncopation】、つまりくるった時計と言う意味です。
これはかつてハイドンが、正確にリズムを刻むところから「時計」と呼ばれた交響曲がありましたが、当事のアメリカはジャズが大流行。正確なリズムを嫌い、皮肉ったタイトルが付けたと言われています。
The Syncopated Clock
ところで、このアルバムの演奏はボストン・ポップス管弦楽団ですが、これはアメリカの名門オーケストラ、ボストン交響楽団のもう一つの顔。
ボストン・ポップスの演奏会では、お堅いクラシックはお休みして、ジャズや映画音楽など庶民の耳にも受け入れやすい軽音楽を演奏します。
なんだか、その気軽さが、アメリカのお国柄を感じてしまいますね!
Track Listings
1. トランペット吹きの休日
2. フィドル・ファドル
3. ブルー・タンゴ
4. そり滑り
5. ワルツィング・キャット
6. ジャズ・ピチカート
7. ジャズ・レガート
8. サラバンド
9. シンコペーティッド・クロック
10. クラシックのジューク・ボックス
11. プリンク・プレンク・プランク
12. 舞踏会の美女
13. セレナータ
14. チキン・リール
15. タイプライター
16. トランペット吹きの子守歌
17. アイルランド組曲


