天草の魚と球磨焼酎に酔う熊本の夜
熊本市電通町筋電停から徒歩約4分、武蔵小路沿いに居酒屋(旬魚旬菜 月○ 駕町店)がある。
この店の一番の売りは酒ではなく、安くて新鮮な刺身にこそあるのだ。
そのことはカウンター上に置かれた手書きメニューを見れば一目瞭然。
この日はタチウオ炙り刺、アオナ刺【アオハタ】、生マグロ刺、スズキ刺、ガラカブ刺【カサゴ】、ウスバハギ刺、クロ刺【メジナ】など刺身だけでも10種類以上がラインアップされる。
熊本に来たのなら焼酎だ。
大分は麦、宮崎はそば、鹿児島は芋、熊本は米焼酎で、県南球磨地方の球磨焼酎は名高い。
熊本の純米焼酎「川辺」をオンザロックにしてもらった。
川辺は相良村産の米を使用。
すっきりした味わいで、吟醸酒のような香りが特徴だ。
珍しいヒゲダイの刺身がおいしい。
甘い九州の醤油は風土の味だ。
ドライな焼酎には合うのかもしれない。
飲み物メニューの値段表示は外税。
たっぷりチーズさつま揚げ638円
クジラの竜田揚げ748円
関門アジの開き858円
旬イカ姿造り968円
しろ 熊本 グラス500円
川辺 熊本 グラス550円
「営業時間17:00～翌1:30【日】17:00～翌0:00/無休」