大分 笑み家 | 日本の酒場をゆく

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地元客が集う屋台街の居酒屋ew_icon_a401_20240621130440195.gif
JR日豊本線大分駅から歩くこと約15分、ジャングル公園の隣に「都町屋台街」がある。
大分に昔は屋台が沢山出ていたが、昭和41年の大分国体の時に統合して市内三ヶ所に集めたそうだ。
都町屋台街は、同じ間口の13軒の店が向かい合わせに並び、看板が点々と続く。
灯りのともる所も暗いままのもあり、入口にある居酒屋(笑み家)に入った。
カウンターだけのすすけた店内には品書きが貼られ、客が店を自分の部屋にしているようでいい雰囲気だ。
カウンターには女将が一人立つ。
その前に腰をおろし、カウンターに肘をあずけ、ビールをングングングとやった。
客は、店からつれ出した女性と中年オヤジのカップルが2組。
それぞれ鼻下をのばし照れあっている。
大分はとぼけた所だな。
何だか大らかでいい。
化粧濃いホステスが、公務員ふうの中年男の鼻をつんつんとつつくのをぼんやり眺めていた。
ビールを飲み干し店を出た。
メモメニューに値段表示なし。
注意タコのゴマ塩炒め
ハラミステーキ「100g」
とうもろこしのかき揚げ
タコとみょうがの酢みそあえ
船中八策
アサヒスーパードライ
「営業時間17:30~翌3:00/日・水休」