南稚内 雑魚や | 日本の酒場をゆく

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稚内の名居酒屋をもとめてew_icon_a401_20240516151318c0a.gif
JR宗谷本線南稚内駅から歩くこと約5分。
大黒2丁目交差点近くの、トラックがびゅんびゅん走るような街道沿いに居酒屋(雑魚や)がある。
店内は満員だった。
この時間でこの盛り上がりは地元にしっかり密着した店なのだろう。
店の女将さんが客に頼み無理矢理席をつくってくれ、すみませんと両脇に声をかけ腰をおろした。
品書きには活つぶ、活ほっき、ほたて、サーモン、ボタンエビ。
やはりナ。
地元だな。
お目当てはエビの王様ボタンエビだ。
ぜいたくな楽しみ。
届いた「ボタンエビ」は、丸々と特大で、殻の剥き方を教わってかぶりついた頭の青い味噌の甘くフレッシュなことよ。
北海道は魚もアスパラも椎茸もホタテも、ともかくでっかいのが特徴。
酒の肴の不動の4番バッター「いか塩から」は冷蔵庫の容器をひと混ぜして小鉢へ。
ひんやりトローリした気品ある香り、噛みごこちは、ほどよく熟成したワタの一体化したコクに陶然となる。
メモコストパフォーマンスは優良。
注意鰊きりこみ350円
ツナサラダ650円
ほっけ800円
ボタンエビ980円
ウーロンハイ400円
アサヒスーパードライ500円
「営業時間18:00~翌0:00/日休」