高知 二十一亭 | 日本の酒場をゆく

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旅酒や 無頼な心の よりどころ

 

 

 

 

異郷の地で見つけた隠れ家ew_icon_a400_2024021618460570b.gif
とさでん交通電車軌道蓮池町通電停から徒歩約5分、グリーンロード沿いに居酒屋(二十一亭)がある。
以前紹介した高知の居酒屋(四十五圓)の本店が、ここ(二十一亭)だ。
飲み屋街にありながら、ビルとビルの狭間に身を潜めるように佇む入口が、路面店とは異なるどこか秘密めいた雰囲気を醸し出す。
店内は昔懐かしい裸電球が下がり、トイレにはご丁寧に丸太電柱まで立ち、裸電球が灯る。
特徴は①旨いもの本位の実質料理 ②若いのが黙っててきぱき働く ③夜遅くまでやってる。
品書きに「ナマコ酢」がある。
ナマコ酢に燗酒は悪くない。
土佐酒造「桂月」の燗酒にした。
クイー……。
喉越しが抜群で、飲み飽きしない味わい。
あらゆる料理との相性も良く、晩酌には最適な酒。
淡麗辛口の土佐酒にあって比較的甘口だ。
届いたナマコ酢はみっしりと歯応えがして、強い磯香が口を満たす。
これこそ酒の肴。
このときの酒はもちろん燗酒だ。
メモ食べ物メニューに値段表示なし。
注意トマトスライス
海老マヨネーズ
ベーコン大根サラダ
ホルモンキャベツ炒め
桂月 一合400円
土佐鶴辛口 一合400円
「営業時間18:00~翌0:00/水休」