松本 酔い亭 | 日本の酒場をゆく

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趣ある佇まいの居酒屋ew_icon_a401_20240107192239a94.gif
JR篠ノ井線松本駅から歩くこと約15分、緑町通り沿いにある辰巳の庭公園の角を曲がった。
松本は古い建物がよく残る。
飲食店の多い緑町通り突き当たり、信濃毎日新聞の「信毎松本専売所」はヨーロッパのユーゲントシュテール【世紀末モダン】様式を思わせる端正な優美さ。
すぐ近い上土通り沿いの旧青柳化粧品店外壁を保存した「松本下町会館」はそれよりやや古風なバロックの残るモダン。
その近く、名建築というほどではないが、上土通り沿いの(酔い亭)が入るビルはコーニス【縁まわし】を施したアールデコの装飾がいい。
趣ある居酒屋を見つけると入ってみたい。
(酔い亭)の暖簾をくぐった。
カウンターに座ったはよいが、さて刺身は食べたし、日本酒はすごいのを飲んだし、自分が何を欲しいのかわからない。
思案の挙句、声をかけた。
「黒かめオンザロックと冷奴ね」
情けない注文だ。
冷奴をつつきながら焼酎をちびちびやった。
注意納豆どうふ550円
手打ちそば700円
いか肝ホイル焼き800円
タコのにんにくマヨサラダ800円
黒かめ「鹿児島」グラス500円
さつま白波「鹿児島」グラス500円
「営業時間17:00~翌3:00/日休」