函館でイカを食べるなら迷わずここへ
函館市電函館駅前電停から徒歩約3分、屋台村「函館ひかりの屋台 大門横丁」に小酒場(炉ばた 大謀)がある。
カウンターに腰をおろし、まずは酒だ。
酒は北海道の地酒が揃う。
選んだ函館の地酒「郷宝 吟風」は単純に力強く、昔の酒の味。
名物は綱元直送の活イカだ。
女将が「今日は悪天候で活イカはうちしかないわよ。綱元直営店だから、うちに活イカがなければ函館中の居酒屋を探してもないんですよ。あっても水槽で長く生かしたイカね。うちは今日のイカしか出さないから」と胸を張る。
女将は三角エンペラ部をぐっと掴み、胴からゲソをしゅぽっと抜くと銀肌のワタもきれいに抜け、ピローと皮を剥き、スイスイと包丁を入れ、たちまちできあがって届いた。
おろし生姜を醤油に溶き、まず銀肌ピカピカの筒切り肝ワタをぱくり。
う～ん、清潔ねっとりのこれこれ、冷酒にぴったり合う。
コストパフォーマンスは優良。
生ニシン650円
ホッケ一夜干650円
自家製〆鯖800円
活〆真イカ「ゴロ付」850円
函館 小西酒造 函館奉行 純米吟醸750円
木古内 羽根田酒造 みそぎの舞 純米酒800円
「営業時間17:00～23:00/無休」