五稜郭 次郎 | 日本の酒場をゆく

日本の酒場をゆく

旅酒や 無頼な心の よりどころ

 

 

 

 

北海道の新鮮な海の幸を堪能ew_icon_a401_20231222170714cb6.gif
函館市電中央病院前電停から徒歩約2分、函館南茅部線沿いの雑居ビル2階に居酒屋(次郎)がある。
主役は、鮮度抜群の魚介類。
この日メニューに並んだ刺身は朝イカ刺、真つぶ刺、青つぶ刺、活ホッキ刺、ニシン刺、ヒラメ刺、サーモン刺……。
品数も豊富だ。
思案の挙句、珍しい「青つぶ刺【青ツブ/ヒメエゾボラ】」にした。
届いた特大の青ツブ貝のひねり出した身はかなり大きく、俎板に叩きつけるときゅっと身がそっくり返る活青ツブ貝で、香りはサザエに近くコリッと甘い。
茶色い胆もとてもおいしい。
たまりまへんな、これぞ北海道の味。
芋焼酎「さつま司」の水割りを片手に箸が止まらない。
なんたって北海道は魚貝がうまい。
カウンターは勤めを終えた中年の男たちが独酌だ。
焼酎水割りを飲み干し、店を出て駅まで歩いた。
電車通りは広く、あたりは平凡な住宅地で、家を囲わずそのまま道へ開放的なのが北海道らしい。
メモ値段表示は外税。
注意えんがわのわさび漬580円
イカゴロ鉄板焼700円
紅サケハラス焼800円
青つぶ刺1320円
さつま司 グラス500円
アサヒ スーパードライ530円
「営業時間17:30~翌0:00/日休」