秋田 魚ざん | 日本の酒場をゆく

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地元民で賑わう秋田の小料理屋の魅力ew_icon_a401_202310091854162cf.gif
JR奥羽本線秋田駅から少し離れた赤れんが館通り沿いの雑居ビル1階に小料理屋(魚ざん)がある。
秋田は日本海に面した町だけにとびきりうまい魚に出合えるのだ。
そんな秋田で、地元民が魚料理を食べに集う小料理屋が(魚ざん)である。
その日の刺身が書かれた品書にはマグロ、アラ、ホッキ貝、赤貝、活タコ、〆サバが揃う。
お目当てはアラの刺身だ。
アラは入荷量が少ない超高級魚。
もちろん大きいほどうまいが、小さな魚を刺身などにしてもあなどれぬうまさだ。
届いたアラ刺身は薄造りで皮を剥いだ縁のほのかな紅色が華やかだ。
生ぐさくない上品なうまみはよく知らないのにさすが日本海のアラと言ってみたくなる。
やはりアラはうまい。
そして、魚料理と並ぶ名物がもうひとつ。
名物の「牛スジシチュー」も忘れてはならない。
魚料理と不釣り合いながら、腹が減っている時にこのくらいガッツリ食べられる肴があるのは、やはり嬉しい。
注意里芋の煮物800円
牛スジシチュー900円
あなご天プラ1000円
かれい唐揚1200円
刈穂 純米超辛口1200円
純米吟醸 雪の茅舎1500円
「営業時間17:00~21:00/日・月・祝休」