新秋津 割烹料理 魚がし | 日本の酒場をゆく

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古い風情の居酒屋の魅力ew_icon_a400_20230723105113bb2.gif
JR武蔵野線新秋津駅から歩くこと約二分、西武池袋線へ乗り換えるサラリーマンで賑わう東京都道一二七号秋津停車場線沿いに居酒屋(割烹料理 魚がし)「すし魚河岸」がある。
テイクアウトコーナーから店内の様子が見え、相当古そうだ。
古い居酒屋を見つけると入ってみたい。
カウンターとテーブル席、奥に小上がりがある店内はゆったりと広く、古風な昔の居酒屋である。
古いけれどよく掃除が行き届く。
カウンターの中には白髪の主人、接客は奥さんのようだ。
まずは酒。
地元東村山市の地酒「東村山辛口」の燗酒にした。
クイー……。
うまい。
身も心も一気にほぐれてゆく。
あまりうまそうに飲んだせいか、顔を見ておかみさんが笑い、こちらも照れ笑いとなった。
品書きから選んだ「かれい煮付け」は、味が染みすぎず、あっさりと仕上げるあたりに、素材に対する自信がうかがえる。
ここには下町居酒屋にも似た魅力が潜んでいた。
注意かれい煮付け660円
野菜煮物盛り合わせ660円
銀だら西京焼き770円
まぐろ中おち880円
東村山辛口「一合」440円
生ビール「中」600円
「営業時間11:00~14:00・17:00~21:00/火・水休」