旭川 よしや | 日本の酒場をゆく

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5.7小路ふらりーと最古参の老舗酒場ew_icon_a400_20230629103558c7d.gif
JR宗谷本線旭川駅から歩くこと約12分、小さな酒場が肩を並べる「5.7小路ふらりーと」。
今宵の酒場はその小路の中ほどにある、昭和2年の創業から焼き鳥ひと筋で暖簾を守ってきた(よしや)だ。
店内はあたたかみのある設えで、周りの壁や梁も煙によっていい具合に燻され、渋色の輝きを放つ。
ここの主役は三代目主人が守る入り口の焼き台だ。
備長炭を使って焼き上げられるひと串ひと串は、部位それぞれの食感が生きており、ほんのり焦げを纏った絶妙な焼き加減。
名物は「チャップ」と「新子」。
旭川の焼き鳥屋ではチャップと新子というメニューをよく見かける。
チャップとは「チョップ」=「叩き切る」という意味で、チョップがなまった呼び名だそうだ。
豚肉一枚を90年以上継ぎ足してきた秘伝のタレで焼き上げたチャップは当店の一番人気。
若鶏半身を焼き上げる新子も店の自慢料理。
絶品チャップが心に響く老舗。
注意かしわ「1皿4串」600円
とりもつ「1皿4串」600円
チャップ「豚肉一枚焼」650円
新子「若鶏半身」1400円
清酒「一合」500円
キリン一番搾り生「ジョッキ」550円
「営業時間15:30~21:30/日休」