すすきの いとや | 日本の酒場をゆく

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旅酒や 無頼な心の よりどころ

 

 

 

 

幸せを噛みしめる札幌の飲兵衛ew_icon_a400_202305051028327e9.gif
札幌市営地下鉄南北線すすきの駅から歩くこと約1分、札幌駅前通り沿いの雑居ビル6階に居酒屋(いとや)「入人家」がある。
以前は北海道の居酒屋は炉端焼きが多く、素材が良いからへたに料理しない方がよい、いや料理文化がまだ育っていないのだ、などと言われていた。
しかし、最近は炉端焼きにとらわれず、北海道の優れた食材を自分の料理として使いこなす新しい店が続々と生まれ心強い。
ここ(いとや)もその一軒。
「羅臼産真ホッケ」「生サーモン塩焼き」など昔ながらの焼き物は残しつつも、「大根と椎茸の黒おでん」「極柔らかい鯨の生姜焼」「焼蛤の岩のりのソース」といった料理で、今までにない北海道の味を作り出している。
酒は旭川の地酒「男山」の燗酒にし、銀ヒラス「シルバー」の西京焼きが焼き上がるのを待つ。
しばらくして届いた銀ヒラスの西京焼きに心酔。
札幌の夜が更けてゆく。
注意地鶏ササミの自家製キムチ770円
自家製葉わさびのクリームチーズ770円
ホタルイカとうどの酢みそ1000円
筍の醤油バター焼1800円
国稀 特別純米 増毛880円
八海山 純米吟醸 新潟880円
「営業時間18:00~23:00/日・祝休」