なんたって函館は魚がうまい
函館市電松風町電停から歩くこと約3分、国道278号沿いにある海鮮居酒屋(ヤン衆漁場 二代目 昌栄丸)に入った。
入口の丸い水槽にイカが泳ぎ、四角い水槽にソイやカジカもいる。
「いらっしゃい」
主人は魚を扱う人らしく、開口一番本題直入だ。
「今日はイカ、イシガキダイ、カジカ、マダラがおすすめです」
主人は以前漁師をしていたが、五稜郭で居酒屋を営む父親の影響で始めたのがこの(ヤン衆漁場 二代目 昌栄丸)だ。
充実した日本酒の揃えに、ぐい飲みの風情がいい。
カジカとイシガキダイの刺身を注文した。
カジカの刺身は初めてだ。
カジカはやわらかくアブラがある。
イシガキダイはきゅっと引き締まった身の食感に驚く。
主人は毎朝南茅部の尾札部漁港に足を運び、お眼鏡にかなった魚だけを仕入れるのだという。
函館の新鮮な魚介の魅力には抗えず、ついつい酒がすすむ。
コストパフォーマンスは優良。
活〆真フグ刺し650円
カレイ刺し690円
活カジカ刺し690円
生ニシン刺し690円
じょっぱり 青森 純米酒650円
大雪の蔵 北海道 本醸造650円
「営業時間16:30~23:00【日・祝最終日】16:30~22:30/不定休」