Wildwood娘は現在大学２年生。大学前の大学専用アパートに４人で住んでいる。光熱費を含めると、毎月＄９００弱。管理会社サイトで自動引き落とし機能を設定して支払ってる。支払い金額が変更になっても、支払い忘れもなくストレスフリー。
ところが、この夏、４人でそのアパートを出て別の所へ引っ越すという。
よほど今のアパートがいやだという理由もないのに何故
まぁ、そのあたりの話も色々あるのだが、そんなに面白くないし、文字に起こすのは長くなり、読むのも書くのも面倒なので飛ばすとして、さて本題。
新しい住処は、＄3,200の一軒家。４人で割ると一人＄８００。そこに光熱費を足すと、今のアパートとほぼ同じ金額。彼女たちはフルタイムの仕事を持っていないので、契約には各自、保証人が必要となる。Wildwoodは、娘と同じだけの契約書にサインし、支払いのためのオンラインアカウントを作った。
が、しかし
この管理会社サイトの支払い表示は４人の合計額
これってどうやって一人分払うの？と、娘に聞くと、支払いボタンを押すと、払う金額を各自入力できるという。一括でなら自動引き落とし設定できるが、各自支払は自動引き落とし設定できないらしい。光熱費は月々変わるかもだし、賃貸額も変更になる可能性だってある。もし誰かが期日に払い損ねれば、利子だって発生する。
Wildwood「毎回、支払い金額を手入力って、いやーーー、これ絶対、誰か払い間違えるよ」
娘「親同士でグルチャ作って、毎月支払い金額決めて払って」
プッツン
頭の中で何かが切れた
はぁああああ？？？？！！！！！
Wildwood「それは一緒に住むあなた達が責任もって毎月やることでしょっ！！！」
娘「でも他の友達も、親同士がやってるみたいだし、
親とのお金のやりとりは、みんな親のクレカだし」
いや、いや、いや、
娘よ
何を甘っちょろい事言ってる
「母は、遅かれ早かれあなたの傍からいなくなる。半年後かもしれないし、一年後かもしれない。金銭面サポートだけはするけど、それ以外は自分で責任もってやりなさい」
Wildwoodは、長期旅行行ったり、夜間の仕事で生活リズムがみんなと逆転してる、この先、アメリカからいなくなる可能性だって無きにしも非ず。他の親同士だってすぐ連絡とれないかもしれない。なぜ自分たちの都合で引っ越す家の支払い作業を、この忙しい親達がやらなくちゃいけないのよ。一緒に住んでんだから、毎月、自分達で支払い金額を確認し、または払い忘れが起こらないように誰かの口座から自動引き落としするとか、後は親子間で必要な金額の受け渡しをすべきでしょ！
どう思います？
彼女らは２０歳過ぎてまっせ
こんな流れにすればいいだけなのに
そして、杞憂は２日後にすぐやってきた
契約上、保証金$2400（一人$600)をすぐに入金しなくてはならないという。
オンライン上の表示は、もちろん$2400
Wildwoodは、コンピュータの問題ですぐに支払いができず、管理事務所に問い合わせしていた。その間に、１人目の親が$600を手入力して支払い、次にサイトを見た誰かのお父さんが、残金の表示金額$1800(3人分）を払ってしまった。
ほら～～、言わんこっちゃない
アメリカでは、銀行とオンラインペイメント会社がタックを組み、上限金額はあるが、普通口座から指定電話番号へ送金できるシステムがある。便利なので、Wildwoodも娘に、毎月の生活費をこのサービス使って送金している。でもこれはあくまでも、送金者と受金者の信頼関係の上に成り立つ。
Wildwoodから＄６００を娘に払うから、そっちでどうにかしてくれと言うと、見ず知らずの電話番号が送られてきて、「この電話番号宛に＄６００を払ってくれ」と宣わす。
これってさ
オレオレ詐欺じゃん
彼女や友達が嘘をつくとは思わないが、電話番号の打ち間違いだってある。電話番号の主に確認しようにも、「今から、あなたの電話番号に紐ついた銀行口座宛に$600振り込みますけど、あなたは〇〇ちゃんのお父さんですか？」と聞いて、誰が「違います」っていう？ だって、これが間違い番号だとしても、振り込んだらもらったもん勝ちじゃん。
週の中日に
きっついわ、こういうの、ほんと
そこでまずテキストで、「Hello, I'm Wildwood daughter's mom, Wildwood. Are you 〇〇ちゃん's father?」と聞いてみた。とりあえず、教えてもらっていた父親のフルネームが秒で返って来たので、今回に限り、彼らを信用し$600をその見ず知らずの電話番号宛に送った。
娘よ
Wildwoodにとって$600は、まだまだ大金で
見ず知らずの人にホイっと渡せる金額じゃないです
裏庭がまたひどいことになってきてる
誰も手伝ってくれないし金もない
自分で掃除するしかない
Wildwoodの仕事はつきない