マンゴーババロアの下は
ほろ苦いチョコスポンジ
弁当やの友達が数年間日本へ帰るという。引っ越しまでまだ数か月あるが、家の片づけを始めたらしい。
最近、「ご自由にどうぞ」と、あれやこれやと弁当やに要らないものを持ってくる。卓上扇風機や多数の計量カップ、5年前のゴマ、3年前の柚子胡椒、2年前のほんだしと、誰も持って帰らない。
先々週、「バターいらない?」と、Wildwoodは彼女からバターを2パック(450gx2)もらった。
と思ったら、また今週、「まだバターあるんだけど、もらってくれない?」と、7パック持ってきた。
どこの一般家庭に、どんな理由でバター7パックある
さすがに多すぎるので3パックだけ頂いた。もらった5個+もともと家にあった2個で、今うちの冷蔵庫には、バターが7パックございます・・・
「なんでこんなに買っちゃうの?
それにまだ引っ越しまで時間あるから使えば?」
思わず、口に出てしまった
「そんな暇ないのよ」と、彼女は色々な理由を一生けんめい説明していた。が、ほぼミニマリストのWildwoodは、どんな理由があるにせよ、何故、「既に家にあるものを買う」のか「使わないものを捨てない」のか理解できない。
そしてびっくりするほど、私の周りには彼女のような人が多い。
「使わないなら寄付しなよ」というと、みんな揃いにそろって「使うかもしれない」と言う。そして、時間がないないといいながら、小銭を得るために売れるかどうかも知れないものを、売買サイトに出品する。大切な時間を消費するより寄付するか捨てて、その時間バイトしたほうがよっぽど稼げる。
更に言えば、必要ないのに何故買う
そしてWildwoodが片づけを手伝ってあげるよと言うと、みんな口を揃えて「嫌だ」と断わる。
かなり脱線してしまったが、話を戻すと、その中に5Kg入りのマンゴーシロップがあった。案の定、誰も興味を示さず全く減る気配がない。さすがに一人で5kgの消費は無理なので、最初タッパー一杯分持ち帰り、牛乳に混ぜてみたらマンゴープリンの味。
そのタッパーでマンゴババロアケーキを大量生産し、弁当やのみんなに持ってった。
「おいしかった、ありがとう!」っとメッセージをくれた人達に、このシロップを使えば、ババロアがいかに簡単においしく作れるかを伝授した。
昨日、弁当やに行くと、あんなにあったシロップはほとんどなくなってた。
残ったジャムひと瓶分を撤収し、夜、マンゴーかき氷を作った
うまかったー
短い夏が始まる
Wildwoodの今年の夏は
一人かき氷祭りさ
[マンゴープリンのレシピ]
誰も5Kgのシロップを買うとは思いませんが、超簡単でおいしいので興味がある人があれば、こちらレシピです
材料
ゼラチンと牛乳か生クリーム:ゼラチン一袋に付き牛乳1カップ(適当に生クリーム混ぜると更においしい)
マンゴーシロップ:砂糖代りなので、味みながらお好きな甘さ分
作り方
ゼラチンを水でふやかし、温めた半量の牛乳(+生クリーム)で溶かす。
残りの牛乳(生クリーム)とマンゴシロップをまぜ、容器にいれて4時間程冷やし固める
*シロップ入れると分離するかもですが、気にせず冷やし固める。上手くいけば、勝手におしゃれな2層ババロアができあがる