アメリカで生きる: 仕事編 | Wildwoodのブログ

Wildwoodのブログ

世界中の
人と話したい、面白いもの見たい、色んなもの食べたい

Wildwoodは、週末だけ弁当やで働いている

 

午前中4時間、中休み1.5時間、夜4時間、天ぷらあげたり魚焼いたりしてる。お金というより、これが結構気分転換になる

 

現在、週末の金曜と土曜の夜がかなり人手不足

絶賛バイト募集中なのだが、なかなか週末の夜4時間だけ入ってくれる人がみつからないらしい

 

先々週入ったバリバリ日本人主婦は、「覚えることが沢山あって、私にはやっぱり無理です」と、一度来て辞めてしまった。そんなに自分を卑下することはなく、4-5回やれば慣れるような々シンプルな仕事なんだけど、残念

 

先週末から、新しく校生がキャッシャーに入った。

先週朝と、昨日の朝と2度、レギュラーメンバーのおばさん(といっても私より年下)にやり方を教えてもらいながら、独り立ちを目指す

 

昨日の夜業務が始まると、

 

「私、もう完璧ですうずまきキャンディ

 

と、トレーナーに言ったらしく、

 

いってすごいよねー、もう一人立ちできるみたいっ」って、キッチンのみんなで彼女の若さを賛し、3度目にして、この忙しい週末のキャッシャーを彼女一人にまかせ、トレーナーはキッチンで来週用の仕込みをしていた。

 

しばらくすると、彼女はトレーナーを台所に呼びに来た。

 

Doordash(Uber eatsみたいなシステム)ドライバーに、まちがった商品を渡したようで、お客様にオーダーした商品が届かなかったらしい。Doordashが間に入ったことで、お客様に正しい商品を取りに来てもらう事もできない。(トレーナーの子が、)お客様に連絡するだけじゃなく、Doordashのカスタマーサービスに連絡したり、配達したドライバーをつかまえたりと、かなりめちゃくちゃになった。ただ、間違える事は誰にもあるので、そこは問題ではなく、何か起こった時に対応できないと困る。


実はこれって、アメリカの文化なのか、アメリカ人なんでも「できます」あるあるで、

 

本業のIT系の仕事でも、何度この言葉にヤラレタ事かチーン

 

できないのに、やり方知らないのに、自分勝手に作業して、結局、難しい事は放置するかめちゃくちゃにして、そのしりぬぐいを私は何度もやらされた。知識や技量なくとも彼らは、「できます、やります」と、口だけでマネージャーへと昇進していく。

 

アメリカで功したかったら、日本人が大切に思う責任感や他人を思う心なんて邪魔。 目標を大きく持ち、できなくてもやり方知らなくてもお客様に迷惑かけても、上司には、躊躇なく「出来ます!」と言い、うまくいけばラッキー、何か起こっても、後は私知りませんの精神が必要。

 

Wildwoodは、いつまでたってもこの文化が無理。

難しい事への代替え案を出すことはできるが、無理なものはできないと言うので、同僚やお客様からの信頼度はかなり高い。が、上司からは煙たがられ、万年平社員真顔

 

この高校生は、顔は日本人だし日本語話すけど、アメリカで育ったんだろうなぁ。

 

本文とは全く関係ないが、写真ないと寂しいので

夕飯に作った甘辛ゴボウ混ぜご飯と、野菜たっぷり汁と、海藻サラダ