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M3Variant : 高齢者の仲間入りしました

APL(急性前骨髄球性白血病)再発後、造血幹細胞自家移植を受け、社会復帰しました。
APLのほとんどはM3型(多顆粒型)ですが、APL全体の2%ほどしかない M3Variant(M3V型:微小顆粒型)のため、この名にしてます。
主なテーマは、白血病,旅行,日々の出来事 の3つです。

25.9.21(日)
体内時計が日本時間のままなのか、歳のせいなのか、夜中4時頃には目が覚めた。起き上がってブログに記事投稿。じきに明るくなったが外は曇りだった。前々日と前日のヘルシンキでは、朝は雨で昼前に晴れてきたが、ここタリンも同じようなパターンの天気らしい。昼前には青空が見えてきた。タリン市内をぶらぶら。

 

自由広場

 

日曜なので、広場で何かのコンサートをしていた。

 


KGB拘置監房入口


ソ連時代、秘密警察 KGB がここで尋問や拷問をしていたそうだ。半数は生きて出られなかったとか。2018年から公開されているそうだ。この入口から階段を地下へ下り、監房跡などを見学。

 

アレクサンドルネフスキー聖堂

 

聖堂屋根の八端十字

 

カトリックの十字架ではなく、八端十字。エストニアもやはり東方正教系なんだな。と思って検索したら、ヨーロッパで最も無宗教の割合が多いらしい。また「地球の歩き方」にはプロテスタントが多いと書いてあった。でも街中を歩いてこういう建物を見ると、やはり正教が多いと感じる。

 

ワバム博物館で、展示の液晶画像を撮影

 

ワバム博物館の旧称は占領博物館。バルト三国の人々は、この二つの強権(狂権、狂犬?)evil に虐待・蹂躙されてきたんですね。強い拒絶感を持っているようだ。KGB拘置監房との共通券で入館。

 

ラエコヤ広場

 

日曜でもあり、広場でダンスをいくつも披露していた。広場に面したレストランの屋外席に座り、ビールを飲みながらしばし鑑賞。その後ホテルへ戻った。

25.9.20(土)
ヘルシンキ駅近くのホテルをチェックアウトし、駅前で運行系統 7T の路面電車に乗車。

ヘルシンキ西港 ターミナル2

 

西ターミナル2にて

 

7T 系統の終点、フェリーターミナル西港で下車。ヘルシンキのフェリーターミナルは2つあるそうだ。

 

ボーディングパス

 

日本からネットで予約していた定刻 13:30 発の TALLINK に乗船手続き。

 

SHIP MONEY 35€ 何じゃこりゃ?


ボーディングパスといっしょに、SHIP MONEY という券が 35€分出てきた。なんじゃこりゃ? 職員に聞いたら、船内での買い物に使えるとのこと。でも何でこんな物が? 当初の予約往復分をクレカで支払った後、片道に変えたのだが、どうやらキャンセルした復路の分をこの SHIP MONEY で返すらしい。

 

フェリーの行き先はエストニアの首都タリン(Tallinn)。船での国境越えは、今年2月08日のウルグアイ→アルゼンチン以来。今年2回目となる。国際航路ということになるが、フィンランドとエストニアはどちらもシェンゲン条約加盟国なので、通関審査はなし。

 

乗船した MEGASTAR 号

 

定刻 13:30 のはずだが、10分ほど早めの13:20 には出港した。風が強く、若干揺れたが、船酔いはしなかった。

 

↑GPSアプリで記録したフェリーのルート
   →地図が表示されない場合はこちら

 

出航後すぐに、スマホのGPSアプリ(ルートヒストリ)を起動していなかったことに気付き、起動。GPS記録をグーグルマイマップに移植したのが↑の地図。

 

今年2月の南米旅行では、ワイモバイルスマホの「海外あんしん定額」がトラブルで利用できず、モバイル回線でネットに繋がらなかったため、ナビ等を利用できなかった。これに懲りて、今回は海外用のモバイル WiFi ルーターをレンタルしてきた。

 

海外用のモバイル WiFi ルーターを初めてレンタル

 

航路の途中にはエストニア領の島がいくつかあるせいか、中間地点より手前で、エストニアのモバイルデータ回線に繋がったことを確認。

 

船内では35€分の SHIP MONEY で飲み食いしたが、それでも12€ほど余り、ミネラルウォーターを4本購入。

 


すれ違った TALLINK の僚船

 

タリン港着は定刻 15:30 だが、やや遅れて着いた。出港は定刻前だったのにね。何はともあれ、エストニアに入国。これで行ったことのある国は、53ヵ国となった。
前々日、ロシアの無人機がエストニアの空軍基地に侵入したというニュースがあった。迎撃されたドローンの破片が落下して日本人旅行者が負傷⋯。なんて目に遭いませんように~~。


フェリーターミナルから徒歩10分あまりの所にある、予約していたホテルにチェックイン。

25.9.19(金)
体内時計は日本時間のままなのか、夜中3時頃、目が覚めてしまった。寝られそうがなく、起き上がってブログに記事投稿。じきに明るくなった。朝食後、ベッドで寝ていたら雨が降ってきたが、昼過ぎには雨は止み、青空が見えてきたので、12年ぶりにヘルシンキ市内をぶらぶら。

 

聖ヨハネス教会

 

EV 連接バス 充電中

 

EV バスの充電用パンタ

 

公園脇で、乗客の乗っていない連接バスが停車スペースに停まり、パンタグラフを上昇させたのが見えた。何だろうと思ったら、電気式のEVバスが充電場所に停車して充電用のパンタを上げたようだった。当然、2極のパンタで、集電舟も2本あった。トロリーバスでなく、こういう方式もあるんだな。

 

港のマーケット広場

 

ウスペンスキー寺院


見覚えのある建物だと思ったら、12年前にも来て中を見た寺院だった。


ヘルシンキ市内を十数km ほど歩いたかな。16:30 頃、駅前のホテルに戻った。