25.9.30(火)
ホテルからタクシーでヴィリニュス空港へ行き、レンタカーの事務所へ。10:00からの予約のところ、8:55頃に着いてしまった。他のレンタカー会社の事務所は既に開いていたが、私の予約した Europcarだけ開いていなかった。少し早過ぎたかな。
9:30頃職員3名がやって来て事務所を開けた。レンタル手続きをしたのは小柄な男性で、やりとりはもちろん英語である。日本の運転免許証を扱うのは初めてだという。もう一人のスタッフが「ニホンジンデスカ」と言ってきた。日本語を少し学んだことがあるようで、ひらがな、カタカナは知っているそうだ。
手続きをした小柄な男性スタッフは話し好きのようだった。車を売ったりしてはいけない。と言われた時は、思わず声を出して笑ってしまった。
予約した時は一番小さい車を予約したのだが、実際に借りた車は日産の QASHQAI。一人用としては少し大きめの車である。9年前、2016年夏に英国ロンドンで借りた車も QASHQAIだったが、英国だったので右ハンドルのはず。当時のブログにアップした記事を見たら、ディーゼル車だった。
今回は貸し出し時に 95 とか 98 と言っていたので、ガソリン車だよな。燃料を間違えてはいけない。左ハンドルでガソリン車の QASHQAIは初めてということになる。
空港を出て西へ。運転したことのある国はこれで36ヵ国となった。
借りた日産 QASHQAI
ナンバープレート
途中休憩
15:30 頃、バルト海に面したクライペダ(Klaipėda)のホテルに到着。フロントへ行ったら、ホテルの駐車スペースは満車で、付近にある市の駐車スペースに駐めるには UNIPARK というアプリで登録・支払いが必要とのこと。やれやれ、スマホがないとパーキングエリアも利用できない時代かい。いや、日本が遅れているのだろう。また氏名やらクレジットカードの番号登録かい。と思ったら、近くにパーキングチケットの機械もあるとのこと。1回だけの利用ならそっちの方が簡単だろう。
ホテルにチェックインをした後、教えてもらったパーキングチケットマシンへ行ってみたら、4言語ほど選択可能だった。もちろん英語もある。やはり英語標示があると助かるね。リトアニア語では操作できない。何時まで駐車するか選択できるようになっていた。翌日10時までを選択し、クレジットカードで支払った。
この日の走行距離は 322km。パーキングチケットを車のダッシュボードに置いて、いったんホテルの部屋に戻った。
クライペダの パーキングチケット
その後、市内を少し歩いてみたら、琥珀の店があった。私の出身地近くの久慈市は琥珀の産地のため、クライペダと姉妹都市である。
クライペダの帆船
港近くには軍服を着た十数名の軍人がいた。肩章を見たらドイツだった。ここクライペダからロシア領の飛び地カリーニングラードまで 100kmあまり。ロシアの挑発に備えているのか。そういえばカリーニングラードは第二次大戦終了まで、ドイツ領ケーニヒスベルクだったな。