25.2.17(月)
この日はレンタカーで、ヴィニャ・デル・マルの隣町、ヴァル・パライソ(Val paraíso)へ行った。国会議事堂があり、チリの立法首都だそうだ。司法・立法・行政で首都機能が分散している国は他にもあるね。
ヴァル・パライソ・プエルト駅の上の方の階が駐車場になっていたので、そこにレンタカーを駐めた。
ヴァル・パライソ 遊覧船埠頭
駅近くの遊覧船埠頭へ行って船や港を眺めていたら、同年代の男性が話しかけてきた。I don't speak Spanish. と言ったら、Do you speak English ? と聞いてきたので、Only a little. と応え、しばしこの男性と会話。
生まれはヴァル・パライソだが、今は南部のコンセプシオン(Concepción)に住んでいる。教師をしていたが、65歳になった今年退職した。チリの学校は今が夏休みで2か月ある。とのこと。何の教師? 英語? と聞いたら、そうだとのこと。どうりで英語が上手い訳だ。私もあと3日で65歳になるよ。同年代だね。5年前に退職したよ。と答えたら、何の仕事? と聞かれた。技術者だよ。
ヴァル・パライソは治安が良くないから注意した方がいい。そのカメラもリュックにしまった方がいい。とのこと。そういえばレンタカーを借りた時も、ヴァル・パライソでは路上に気をつけろ。と言われたなあ。この男性の忠告に従い、カメラをしまった。
20~30分話した後、間もなくコンセプシオン行きのバスに乗るとのことで、その男性と別れた。
ヴァルパライソといえば、急傾斜のケーブルカー、アセンソールが有名である。埠頭から山のほうへ行き、少し迷って坂を上り下りした後、アセンソールを一つ見つけた。運賃は片道100ペソ、約16円。
アセンソール
アセンソール 下の乗り場 逆光写真ですみません
アセンソール 上の乗り場
上ったあたりには、観光客向けと思われる店やレストランが多数あった。ヴァルパライソのアセンソールは何か所かあるそうだが、ここのアセンソールは観光資源としての意味合いが強いのかな。
坂の上から見たヴァルパライソの港。
上ったあたりをしばし歩いた後、同じアセンソールで下へ下った。
ソトマヨール広場前 地元産品市
ソトマヨール広場に地元産品の市が出ていた。ここでも日本への土産を買った。
市場ではクレジットカードを使えず、現金で土産を買ったせいもあり、手持ちの現金が残り3500ペソ(約500円)と少なくなってきた。銀行の ATMに立ち寄って、クレカで現金を引き出そうとしたが、画面はスペイン語の表示だけで英語が表示されないため、引き出せなかった。
駅上の駐車場の精算機もスペイン語だけで英語が表示されないため難儀したが、通りかかった人にたずねて、何とか精算できた。ここではクレカで精算。
ヴァル・パライソからヴィニャ・デル・マルのホテルに戻った後、PCでスペイン語を調べ、
CASH:DINERO
WITHDRAW:RETIRAR
WITHDRAWAL:RETIRO
DRAW OUT:SACAR
と紙にメモした。このメモが翌日役にたった。