アルゼンチン3日目 夜行バスで西へ | M3Variant : 高齢者の仲間入りしました

M3Variant : 高齢者の仲間入りしました

APL(急性前骨髄球性白血病)再発後、造血幹細胞自家移植を受け、社会復帰しました。
APLのほとんどはM3型(多顆粒型)ですが、APL全体の2%ほどしかない M3Variant(M3V型:微小顆粒型)のため、この名にしてます。
主なテーマは、白血病,旅行,日々の出来事 の3つです。

25.2.10(月)
この日は 20:00 発の夜行バスに乗る予定である。ブエノスアイレスで泊まったホテルは、チェックアウトが 10:00。10時間も外にいるのは少し辛いな。レイト・チェックアウトはレセプションに問い合わせ。と書かれていたので、朝食後に聞いてみた。15:00 までは無料でいてもいいとのこと。う~む。それでも5時間か。
もうとっくに若くないから、追加で1泊分の金額を払い、18:00 までこのホテルにいることにした。それでも昼頃には、ブエノスアイレス市内を少し観光した。
 

18:00 少し前、レイト・チェックアウトした後、歩いて長距離バスターミナルへ。2km弱ほどかな。鉄道駅の隣にあり、駅の正面を横切って行った。南米の国では長距離バスの隆盛に押され、鉄道での長距離利用は少ないらしい。ブエノスアイレスの中央駅であるここレティーロ駅の駅舎も、重厚で立派な建物だが、古めかしくていかにも「過去の栄光を彷彿とさせる」といった雰囲気が漂う駅舎だった。

ブエノスアイレスのバスタ入口付近

 

ブエノスアイレスの長距離バスタはウルグアイ・モンテヴィデオの長距離バスタの倍以上あったが、やや古くて暗い感じがした。モンテヴィデオの方が新しくて明るかった。

夜行バスに乗るのは 2004年8月のマダガスカル、西海岸のムルンダバから首都アンタナナリヴォへ乗ったとき以来21年ぶり。その時はマイクロバスで、運転席と助手席との間の簡易シートのような席で、一晩中ほとんど寝られなかった。日本国内での夜行バスは、学生時代の京都駅前→東京駅八重洲口の1回切りだったと思う。もう45年も前のこと。

定刻 20:00 のメンドーサ行き夜行バスに乗車。運航会社は CATA Internacional で、所要14時間。マダガスカルのマイクロバスとは段違いで、立派なシートだった。もちろんトイレもある。日本の今の夜行バスもこういう設備なのかな。

定刻数分遅れくらいで発車し、ブエノスアイレス市内で3か所ほど停車して新たな乗客を乗せた後、21:30 頃消灯となった。