21.10.18(月)
長浜のビジホを出て、8:30発の湖国バスに乗って浅井支所前バス停へ。
↓この日歩いたルートと写真→大きい地図で
9:00 浅井支所前からウォーク開始。国道365号に出たところにあるコンビニでおにぎりを購入。9:42 浅井郵便局のそばを通ったが、旧浅井町役場の浅井支所からはかなり離れているな。
10:10 ルートの候補が2つある箇所に到着。ここから先、資料によってルートが異なっている。金森敦子著『芭蕉「おくのほそ道」の旅』の地図にも掲載されている山側のルートを進んだ。
観光ぶどう園の前を過ぎてすぐ、ブドウ畑沿いの道は未舗装路になった。未舗装路は3kmほど続き、後半は草ぼうぼうだったが、FF車でも何とか通れるだろう。
10:53 未舗装路が終わって県道に出た先、アケビの皮がいくつか落ちていた。上を見上げたら、アケビらしき実が見えた。もう何年もアケビは食べてないなあ。
県道から川の方に下りる道へのＴ字路を曲がる予定だったが、ゲートがあり塞がれていた。見たら施錠はされておらず、カンヌキを外して開けて通った後、元に戻しておいた。私道ならわかるが、この道は公道では? 公道だとしたら許可取ってるんだろうけど、獣害対策かな。
ゲートを通って川の方に下りて行ったら、北に伊吹山が、南にこれから渡る橋が見えた。11:12 田圃の中の畦を通って橋の入口に着いたら電気柵があり、橋の入口が塞がれていた。橋の入口の左右にもずっと電線が張られていて「危険 高電圧」の表示。やはり獣害による農作物被害を防ぐためだろうな。
さてどうしたものか。ここを迂回するには隣の橋を渡らねばならず、やや遠回りになるようだ。そばに30～40センチほどの高さの木の切り株があり、この上からならジャンプして飛び越えられそうだ。ただ失敗したら感電の恐れあり。覚悟を決めて切り株の上からジャンプし、感電せずに越えられた。やれやれ。でもこの橋も私物じゃなくて、公道じゃないの?
電気柵を飛び越えた先に井之口分水という水槽があり、その先、畑の中の道に入るところにまたもや電気柵あり。さっきの電気柵と異なり、ここには飛び越えられそうなところがなかったのと、近くに迂回路がありそうなので、ここは飛び越えるのは断念。迂回路へ向かったら、畑のほうへ向かう道の入口にまたもやゲートがあった。このあたりの畑は、そんなに獣害が多いのかな。ここも施錠はされておらず、通った後、扉を閉めてカンヌキを元に戻しておいた。
ゲートやら電気柵やら、思いもしない障害物を越えて来た方向を振り返ったら、伊吹山の方にパラグライダが数機、浮かんでいるのが見えた。伊吹山の中腹にゲレンデの芝生のようなところがあり、そこがパラグライダ場らしい。
11:55 北國脇往還の旧宿場、春照(すいじょう)を通過。北国脇往還の関ヶ原・長浜間では最大の宿場だったそうで、東海道本線が当初、長浜経由で開通した時も、この区間で唯一の駅、春照駅が置かれたそうだ。旧線の古い煉瓦造りのトンネル等も残っているのかな。だけど「すいじょう」なんて読めないよ。
12:00～12:20頃、春照で休憩場所を探したが、運動公園は閉まっていて、伊吹山文化センタは休館日。
結局そのまま、携行したおにぎりも食べずに歩き続けた。12:35 「伊吹薬草の里文化センター」脇を通ったら、煎じた薬草を抽出する匂いが強く匂っていた。薬草湯の大浴場もあるようだが休館日とのこと。
13:00頃 もう少し平坦な道を予想していたのだが、意外に上りが続いた。携行した地図では、旧街道となる山道が右にあるはずなのだが、どうやら見落としてしまったようだ。その先の交差点を右折した先に、見落とした山道の出口があった。車が入れないよう鎖が張られ、草もぼうぼうだったが、歩いて通れないことはなさそうだった。
近江側最後の集落、藤川を過ぎたら左右の山が狭くなり、結構深い谷になった。14:00 おくのほそ道ウォークで最後の県境通過。近江から美濃に入った。橋の下に道が見えたが、コンクリート壁の下で、ここから下の道には下りられそうがなかった。岐阜県側の最初の集落に入ったところで少し引き返し、さっき見えた橋の下の方へ行ってみた。
その先もずっと下り坂が続き、関ヶ原町の中心部へ，向かった。15:00 3日前の前々回ウォークで歩いて来た中山道と合流。15:10 JR関ヶ原駅に到着。この日のウォークはここで終了。浅井支所から23.0km，35,668歩。
JR東海の電車で米原へ。米原でJR西の電車に乗り換え、長浜のホテルに戻った。予想よりアップダウンがきつかったせいか、けっこう疲れたな。朝にコンビニで買って、昼に食べずにいたおにぎりを食べた後、すぐに寝た。