21.05.01(土)
昨年定年退職して以降、外出する用事がない日でも天候が悪くない限り、なるべく外を散歩するようにしている。この日も14時過ぎから自宅を出て歩いた。途中「杜の大橋」という橋を渡った後、川沿いの堤防上の道を歩いているとき、道路から少し離れた斜面に動物が見えた。キツネのようだった。
北海道を旅した時はキタキツネを何度も見たことがあるが、本州では12年前に旧中山道を歩いた時、屍体を見たことがあっただけだった。覚えている限り、生きているキツネを本州で見たのは初めてである。
3匹見たが、1匹は斜面の穴の前にいて、その穴から2匹出てきた。この穴が巣かな。夜行性のはずなのに、15時前という明るいうちに出てきたのは何故だろう。この日昼前の10時半頃に地震があり、盛岡は震度4だった。地震に驚いて昼に出てきたとか?
大きくはない地方都市だが、新幹線駅から1km余りの場所で、散歩の途中にキツネを見るとは思わなかった。