20.10.28(水)
前日、松岡→永平寺を歩いたので、例によって永平寺からの往復区間は片道で省略。越坂峠西側付近から歩き始めれば済むのだが、その開始地点へ行くには歩きとなる。前日は松岡からそこまで歩いたうえ、この日歩く距離は短めのため、東古市の永平寺口駅から始め、前日越えた越坂峠を越えて行くことにした。
福井からえちぜん鉄道に乗り、永平寺口駅着。かつては京福電鉄の東古市という駅名で、この駅から、この日までしばしば歩いた永平寺線が分かれていたそうだ。東古市から金津(芦原温泉)までの区間は1969年に、東古市から永平寺までは2002年に廃止とのこと。
↓この日歩いたルートと写真
9:25 永平寺口駅からウォーク開始。前々日歩いた交差点から国道364号を南下。途中「禅の道」と書かれた板が添えられた国道標識があった。永平寺が総本山の曹洞宗は禅宗系だからな。
中部縦貫自動車道の下をくぐった先で、前日歩いた越坂峠への県道165号へ。前日歩いたら思ったより山の中だったので、この日は熊除けの鈴を携帯。クマが出ることはなく、無事に峠を越えて平地に出た後も県道165号、永平寺街道を西へ進んだ。
歩いていたら、寺でも石材店でもない所に仏像の類があったが、地蔵ではない。台座の石に碑文が刻まれていたが、何の碑か分らなかった。
えちぜん鉄道追分口付近で勝山街道との追分に到着。「永平寺道」の字は永平寺第38世の揮毫とのこと。左側の字は「永平寺へ三里二十六丁」。
この追分から勝山街道を歩くことになるが、この勝山街道に沿って芝原用水がある。九頭竜川から取水した水を福井城下へ送る水路だったそうだ。越前新保駅付近に芝原用水の記念碑があり、隣に「永平寺へ三里」の石碑があったが、「三里」より下の部分は欠けている。先ほどの「永平寺へ三里二十六丁」追分からは1kmほどで、26丁≒2.8km もあるとは思えないから、欠けた部分に●●丁とか書かれていたのかも。
えちぜん鉄道の福井口駅付近は新幹線工事たけなわだった。このあたりが勝山街道の起点、志比口だそうだ。福井の旧市街を通って、福井市中央公園へ。公園内にホットドッグの移動販売車があり、13:25 昼食にした。永平寺口駅から、22,575歩,17.53km。
昼食後、福井城の中を見学してから 14:30 ビジホに到着。この日のウォーク終了。昼食後は 3,337歩,2.46km。