おくのほそ道ウォーク 松岡→永平寺 | M3Variant : 定年退職と同時にコロナ禍に

M3Variant : 定年退職と同時にコロナ禍に

APL(急性前骨髄球性白血病)再発後、造血幹細胞自家移植を受け、社会復帰しました。
APLで通常のM3型(多顆粒型)ではなく、APL全体の2%ほどしかない M3Variant(M3V型:微小顆粒型)のため、この名にしてます。
主なテーマは、白血病,旅行,日々の出来事 の3つです。

20.10.27(火)
↓この日歩いたルートと写真

 

福井からえちぜん鉄道の電車に乗り松岡駅へ。9:45 駅からウォーク開始。芭蕉は金沢から一緒に歩いてきた立花北枝と松岡で別れ、ここから先は一人で歩いたそうだ。また、おくのほそ道には、丸岡の天龍寺の和尚が芭蕉の知り合いだったため訪れた。と書かれているそうだがこれは誤記で、丸岡ではなくここ松岡の天龍寺が正しいそうだ。知人の寺を訪れたのに、地名を間違えて書いたのは何故だろうな。
県道113号を南下してその天龍寺へ行こうとしたが、持って行った地図に載っておらず、案内板もなかった、というよりおそらく見落したのだろう。行きそびれてしまった。後で調べたらすぐ近く、1本隣の道にあった。ありゃりゃ。損したな。事前のチェックをもっとやっておけばよかった。
県道113号から左に折れ、県道165号永平寺街道に入り東へ向って越坂峠へ。恋坂峠ともいうらしい。それほど高くはない峠だが、思ったより山の中の道だった。峠を越えた後、70代くらいの女性とすれ違い話しかけられた。健康のため毎日この坂を上り下りしているらしい。
「けやき台」という新興住宅地の脇を通って国道364号に合流。ここから南下し、すぐに国道の旧道に入った。石の道標があり、左側には「永平寺へ一里六丁」と刻まれていた。右側は「右●●みち」のようだったが、「●●」の2字は読めなかった。旧永平寺街道はさっきの新興住宅地「けやき台」に遮断されているので、元の街道はこの道標のところに出ていたのかもしれない。
国道の旧道を通って集落を抜けたら、「自動走行実証実験」の立て看板があった。2002年に廃止された京福電鉄永平寺線の廃線跡を、自動走行実証実験の道にしているようだ。この実証実験の情報はこちら→ https://e-machidukuri.co.jp/maas/autonomous/

 


ここから廃線跡=自動走行実証実験の道を歩くことにした。実証実験の車輌と何回かすれ違った。車輌の動きを見ていると、道の中央に2本ある線を車両のセンサで探知して走っているように見えた。線の下、溝に金属か何かが埋め込まれているのかな。それをセンサで探知しているのだろう。
途中、自動走行実証実験の乗降場がいくつかあった。最後の志比乗降場が旧永平寺駅跡らしい。近くにバスターミナルがあった。12:05 永平寺に到着。松岡駅から13,970歩,10.57km。10年以上前に1度来たことがあるが、今回も見学した。
曹洞宗の総本山であるが、曹洞宗の総本山はここ永平寺と、横浜・鶴見の総持寺の2つあるそうだ。総持寺は今年2月、まだ横浜に住んでいるときに見学した。
永平寺見学後、バスの切符売場に行ったら福井行き直行バス永平寺ライナーは、新型コロナの影響で運休とのこと。路線バスで永平寺口駅へ行き、えちぜん鉄道の電車の乗り継いで福井へ戻ったが、同じバス・電車乗り継ぎパターンの観光客は7~8人ほどいた。