ポルトガル6日目 | M3Variant : 高齢者の仲間入りしました

M3Variant : 高齢者の仲間入りしました

APL(急性前骨髄球性白血病)再発後、造血幹細胞自家移植を受け、社会復帰しました。
APLのほとんどはM3型(多顆粒型)ですが、APL全体の2%ほどしかない M3Variant(M3V型:微小顆粒型)のため、この名にしてます。
主なテーマは、白血病,旅行,日々の出来事 の3つです。

19.01.03(木)

朝起きたら霧。視界300メートルほどか。最低気温も4℃とかで、少し寒かった。
10:00過ぎ、遅めにホテルを出て地下鉄でリスボン市内へ。市内には霧はなかった。
リスボン市内を徒歩でぶらぶら。ポルトもそうだったが、坂の街ですね。何度も上ったり下りたり。

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リスボン市内で見かけた路面電車

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リスボン市内で見かけた建物のペインティング

13:30頃、海岸沿いの Mercado da Ribeira (リベイラ市場) で昼食。
実際は市場ではなく大きなフードコート。魚料理の店に入った。

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リベイラ市場、魚料理の店で。
向かって左隣の人の皿に「ワサビ」がありました。

英語のメニューもあり、salmon tartare というのを注文したら、
鮭の身を生のまますり潰してペーストのようにした料理だった。なかなか美味。
日本以外でも、魚の生食ってけっこうあるもんだね。

隣の人も魚料理を食べ、店員に英語で何かを尋ねていた。そうしたら、
店員の説明の中に「ワサビ」という単語を聞き取れた。
説明された人の皿を見たら、確かにワサビがあった。
そうか「ワサビ」っていう単語、もう世界中で通じるんだね。

ただ、外国のワサビは着色して、日本のワサビより濃い緑色のものがよくある気がする。
ここのワサビもそうだが、1年前の正月にニュージーランドで買った、持ち帰りの寿司のもそうだった。

2013年にロシア・サンクトペテルブルグのすし屋で見たワサビは、日本のものと同じような色だった。
ただし、クリーム絞りで盛り付けたらしく、ケーキのクリームのようなギザギザの形だった。
こういうちょっとしたところに、文化の違いが出るね。

それ以前にも海外のすし屋へは何度か行ったことがあるが、もうほとんど忘れたなあ。

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蜃気楼。これだけ見事な蜃気楼は初めて見た。

リベイラ市場を後に海岸沿いに東へ歩いていたら、沖に大きな貨物船が見えた。
ところが船体が水面より上、宙に浮いて見える。蜃気楼だね。
今まで見た蜃気楼の中で一番見事な蜃気楼だな。

海岸沿いのその先には Queen Victoria が停泊していた。
こういう豪華客船には、一生乗ることはないだろうな。

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Queen Victoria

夕方、リスボン市内を後に地下鉄でホテルへ戻ったら、
熊本で震度6弱の地震が起きたというニュースを見た。
震度7の熊本地震は16年の4月。もう2年以上前になるか。

そういえばここリスボンは、1755年に大西洋で起きた地震で、津波に襲われたそうだ。
津波の痕の残る史跡もあるそうだから、行ってみればよかったな。