19.01.03(木)
朝起きたら霧。視界300メートルほどか。最低気温も4℃とかで、少し寒かった。
10:00過ぎ、遅めにホテルを出て地下鉄でリスボン市内へ。市内には霧はなかった。
リスボン市内を徒歩でぶらぶら。ポルトもそうだったが、坂の街ですね。何度も上ったり下りたり。

リスボン市内で見かけた路面電車

リスボン市内で見かけた建物のペインティング
13:30頃、海岸沿いの Mercado da Ribeira (リベイラ市場) で昼食。
実際は市場ではなく大きなフードコート。魚料理の店に入った。

リベイラ市場、魚料理の店で。
向かって左隣の人の皿に「ワサビ」がありました。
英語のメニューもあり、salmon tartare というのを注文したら、
鮭の身を生のまますり潰してペーストのようにした料理だった。なかなか美味。
日本以外でも、魚の生食ってけっこうあるもんだね。
隣の人も魚料理を食べ、店員に英語で何かを尋ねていた。そうしたら、
店員の説明の中に「ワサビ」という単語を聞き取れた。
説明された人の皿を見たら、確かにワサビがあった。
そうか「ワサビ」っていう単語、もう世界中で通じるんだね。
ただ、外国のワサビは着色して、日本のワサビより濃い緑色のものがよくある気がする。
ここのワサビもそうだが、1年前の正月にニュージーランドで買った、持ち帰りの寿司のもそうだった。
2013年にロシア・サンクトペテルブルグのすし屋で見たワサビは、日本のものと同じような色だった。
ただし、クリーム絞りで盛り付けたらしく、ケーキのクリームのようなギザギザの形だった。
こういうちょっとしたところに、文化の違いが出るね。
それ以前にも海外のすし屋へは何度か行ったことがあるが、もうほとんど忘れたなあ。

蜃気楼。これだけ見事な蜃気楼は初めて見た。
リベイラ市場を後に海岸沿いに東へ歩いていたら、沖に大きな貨物船が見えた。
ところが船体が水面より上、宙に浮いて見える。蜃気楼だね。
今まで見た蜃気楼の中で一番見事な蜃気楼だな。
海岸沿いのその先には Queen Victoria が停泊していた。
こういう豪華客船には、一生乗ることはないだろうな。

Queen Victoria
夕方、リスボン市内を後に地下鉄でホテルへ戻ったら、
熊本で震度6弱の地震が起きたというニュースを見た。
震度7の熊本地震は16年の4月。もう2年以上前になるか。
そういえばここリスボンは、1755年に大西洋で起きた地震で、津波に襲われたそうだ。
津波の痕の残る史跡もあるそうだから、行ってみればよかったな。