社会復帰から5年 | M3Variant : 高齢者の仲間入りしました

M3Variant : 高齢者の仲間入りしました

APL(急性前骨髄球性白血病)再発後、造血幹細胞自家移植を受け、社会復帰しました。
APLのほとんどはM3型(多顆粒型)ですが、APL全体の2%ほどしかない M3Variant(M3V型:微小顆粒型)のため、この名にしてます。
主なテーマは、白血病,旅行,日々の出来事 の3つです。

15.06.30(火)

 この日はボーナス支給日。
 入院中、同じ病室に、白血病で入院することになった時点で、会社を解雇されたという人がいました。
 私は2度の白血病入院・長期病欠にもかかわらず、解雇もされず、休業補償も貰い、会社に復帰しました。
 恵まれているほうなんですね。感謝しなくてはいけません。

15.06.28(日)

 5年前(2010年)の6月28日、367日ぶりに勤務先に出社。この日で、社会復帰から5年となりました。

15.06.27(土)

 栃木から小雨の中を車で走って、横浜に帰宅。着いたころには晴れていた。

15.06.26(金)

 勤務先が有給休暇取得促進のため、今年度から四半期に最低2日以上、有休を取らせる方針とした。
 私は病気のせいもあり元々、有休をよく取るほうだったが、今年4月以降の有給休暇取得は1.5日で、
 私にしては少ないほうだったので、6月末までに0.5日休まねばならなくなった。

 と、まあ、そんなわけで、この日の午後は半休し、温泉へ1泊旅行することにしたが、
 日頃の行いが悪いせいか、天気予報では午後から雨。
 ときどき小雨が降る中を、車で神奈川・丹沢のふもとの勤務先から、栃木の喜連川温泉へ向かった。
 5年前、奥州街道を歩いた時、この喜連川の旧宿場を通ったので、そのうち行ってみたいと思っていた。
 日本三大美肌の湯。とか書いてあったが、初老の独り者には、そんなのどうでもいい。

 ところで、この半ば強制的に有給休暇をとらされる運用、
 周囲でも有休を取らされた人が何人かいるが、話を聞いてみると、
 奥さんから「何で平日に家にいるのよ」と疎んじられ、マンガ喫茶に1日いたという人もいた。
 もう子供も独立して、奥さんと二人暮らしの人なのにねえ・・

 独り者の私は、金曜午後からぶらりと温泉へ行って泊まってきても、誰からも何も文句言われませんが、
 家庭のある人は、そういうもんなんですね。私にはとても無理。
 こういう話を聞くと、結婚しなくて (「できなくて」のほうが正しいかな?)よかったのかも。と思います。