和倉温泉 | 無い物ねだりの身の程知らず

無い物ねだりの身の程知らず

人が見れば決して不幸でも恵まれていない訳でもないのに、ありのままの自分を受け入れられていない私がいます。
子供の頃からずっとコンプレックスと生き辛さを抱えていた私の半生と現状を綴り、これからの自分の人生を前向きに生きられるヒントを得られたらと思っています。

和倉温泉での宿は、のと楽という大きな和風のホテルでした。


私達が泊まる部屋の階には、専用のラウンジがあって、そこに置いてあるアルコールやソフトドリンクやお菓子は、時間内であれば何度でもフリーで利用できるとの事でした。


私達がチェックインした時間が早かったので、私達は大浴場に行ってみました。


大浴場に行くと、他のお客さんは誰も居なくて、私は大浴場と大きい半露天風呂を1人で入る事ができました。


部屋に戻っても、外は未だ明るく、私達の部屋からは穏やかな七尾湾の海と、能登島大橋や能登島が見えました。


夕食は、ホテルのお食事処で、海の幸メインの懐石料理でした。


夕食の中で一番印象に残っているのが、大きい鮑と鮑の肝です。


鮑の大きさにも驚きましたが、私は初めて見る鮑の肝が青緑色だったので「これ何?食べれんの?」と、思わず夫に訊いた程でした。


夕食の後には、今度は1階のティーラウンジで、デザートとコーヒーのサービスがありました。


同じく朝食の後も、ティーラウンジでコーヒーのサービスがあり、とても嬉しいサービスでした。


その、のと楽さんは、今年のお正月に起こった能登半島地震以降、臨時休業をされている様です。


私達が訪れた時は新型コロナウイルス感染症の第5波に入る直前だったので、観光客は少な目でしたが、のと里山海道や和倉温泉には、のどかな日常が流れていました。


そんなのどかな日常が一変する程の大震災に見舞われた石川県の皆様には、心よりお見舞い申し上げます。


大震災から半年以上が経っても、未だ復興の目処が立っていない被災地が沢山あるとの事ですが、震災当時に比べて、最近は被災地の様子をテレビで放送される事は、私達が住む関西では殆どなくなってきました。


被災地の情報が殆ど無い中で、私達が現地で直接的に何かをするという事は出来ないかもしれませんが、間接的に出来る事は協力したいと思っています。


能登半島地震で被災された皆様が、少しでも早く日常の生活を取り戻される様になる事を、心からお祈り申し上げます。