宿の夕食は七姫という食事処で、部屋別の個室になっていました。
食事処からも海が見え、テーブル席でゆっくり食事をする事が出来ました。
宿の食事は地産地消の食材でという、料理長さんのこだわりのお料理で、地魚も地野菜もとても美味しく、夕食では、京丹後の郷土料理のばら寿司をいただきました。
私達はばら寿司を初めて食べたのですが、京丹後ではお祝いの時に家庭で作って食べられるとの事で、具材も錦糸玉子や椎茸やえんどう豆や紅しょうがが乗っていて、見た目は地味な感じでしたが、ご飯とご飯の間に挟んである甘辛く味付けされた鯖が良い味を出していて、とても美味しかったです。
大満足の夕食を終え、部屋に戻って露天風呂に入りました。
日がある時とは違い、暗い夜に庭続きの露天風呂に入るのは、誰かに見られるんじゃないかと思い、ちょっと怖かったです。
部屋の露天風呂には、寒さ避けの為かガラス戸を閉めると、密室にする事が出来たので、私はガラス戸を閉めてお風呂に浸かって外の景色を眺めていると、私達の専用庭にキツネが姿を現しました。
私達の部屋の隣は、緑豊かな浜詰園地という公園があったので、そこから来たのかなと思いましたが、野生のキツネを見たのは初めてだったので、やっぱり怖かったです。
そして一夜明けて、今度はガラス戸を開けて露天風呂に入りました。
天気は快晴という訳ではありませんでしたが、少し青い海が見えました。
私達の部屋は南東側は全面ガラス窓になっているので、とても解放感があり、部屋から外の景色を見ながら寛げる部屋でした。
そして、朝風呂の後、私達は昨日と同じ食事処で朝食を食べました。
朝食も地産地消の食材で作られており、丹後コシヒカリのご飯がとても美味しかったです。
宿の従業員さんのサービスもとても良く、また是非訪れたいと思う素敵な宿でした…