考え直す | 無い物ねだりの身の程知らず

無い物ねだりの身の程知らず

人が見れば決して不幸でも恵まれていない訳でもないのに、ありのままの自分を受け入れられていない私がいます。
子供の頃からずっとコンプレックスと生き辛さを抱えていた私の半生と現状を綴り、これからの自分の人生を前向きに生きられるヒントを得られたらと思っています。

新幹線が東京駅に近づくアナウンスが聞こえたと同時に、私達家族は新幹線の出口の方に行きました。


新幹線が未だ動いている間に、出口の前に並んだのは初めてでした。


今まで、新幹線が未だ止まってないのに出口に並ぶのは、せっかちな人ばっかりなんだと思っていましたが、私達の様に、乗り継ぎ時間がタイトな人が並んでいる場合もあるかもしれないと考えを直しました。


そして、新幹線のドアが開いたと同時に、私達は山手線に向かって駆け出しました。


そして、旅行センターの人に指示された山手線に、何とか乗れました。


そして、山手線も遅延する事なく上野駅に着いたので、私達は予約してあった特急列車の発車時間に合いました。


そして、乗り込んだ特急列車の車窓から見える風景が、都会のビル群から段々と住宅街になり、さらに進むと、ネギ畑になってきました。


のんびりとした田畑の風景を眺めながら、特急列車に2時間ほど揺られていると、私達が降車する群馬県の渋川駅に着きました…