母の認知症4 | まったり生きたいが脳みそはくさりたくない

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こんにちは


母の認知症。


さてさて最大の山場…

本人の受診への承認。


午後から実家に行き、テレビを見たり家事の手伝いをしたりして夕暮れ時を待った。


実際症状が出たあとの方が渋々でも了承しやすいだろう。


父は父でソワソワしていて、なんでそんな落ち着かないの〜と聞くと、ママちゃんと病院行ってくれるかなあ、行ってくれないとと思うと心配で不安で、だそうだ。


わかるけどなにも解決しない。そこで気を揉んでも。パパは私が離すときににっこり笑っていてあげてとお願いしてみた。


ふと自分を振り返るとお仕事モードに入っていた。自分もお仕事モードでないと進まぬ話だよね~┐(´д`)┌ヤレヤレ


さて夕刻が迫り母がお茶を新たに入れに行った。3人なのに湯呑みは2個増えて帰ってきた。

誰の分か聞いてみると、自分たちと私、祖母と兄だと。祖母はどこにいる?と聞くと父を指す。兄はどこにと聞くとまたまた父を指す。

父はどこと聞くと、なんとなく矛盾を感じてきてあれれ?と父の方を向いてばあちゃん…T2号(兄)、パパ…だよね???

若干混乱しつつ目つきが戻ってきたので今がチャンス!

なんかおかしかった?と聞くと、そうだね~ばあちゃんとT2号がいたはずだけど、ここに3人座れないし?あれれ?お母さんおかしい?と言い出した。

で、私は周りで認知症になった人達はアルツハイマーだったんだけど、ママはレビー小体型って言って今みたいにいない人がいるように思えたり手足が震えたりする症状から始まることが多いのよ。早く薬を始めた方がいいから病院で見てもらって検査しよう。何もなければ認知症ではないし確定しても極初期から薬が始められるので悪いことはなにもないよ?  とお話した。


認知症と言われたことに本人はいたくオカンムリだったが、あっさり受診はしてくれることになった。


でも口が歪んで明らかに不満顔でいいたいのを黙ってるポーズだ。


思ってることは口に出してしまえ!としゃべらせた。

パパとミケちゃんはママをキチガイだと思って病院へ閉じ込めようとしてるんでしょう?とキーッとなりながら本音を吐露できた。これが大事なんだ。

逆に聞いてみる。ママの中では認知症の人はキチガイで閉じ込めないといけない存在なわけなの?


そんなふうに思ってたのか…とがっかりするふりをすると、いやそういうわけじゃあ…

のやり取りを3回くらい繰り返したあと、


そうよキチガイだと思ってる!

ミケちゃんたちはママをキチガイだと思ってる!と本心をドット吐露した。


これでいいのだ。


この方があとがスムーズに行くことが多い。


自分の母親を妻をキチガイだなんて思うわけない。認知症は気違いなんかじゃない!


白黒つけるためにも検査しに行ってこよ~と、とにかく受診にこぎつけた。


┐(´д`)┌ヤレヤレ